日産、スマートシンプルハイブリッド(S-HYBRID)を「セレナ」に搭載 8月に発売し、JC08モード燃費はクラスNo.1という15.2km/L |
日産自動車は7月18日、スマートシンプルハイブリッド(S-HYBRID)を8月に発売する「セレナ」に搭載すると発表した。
セレナは、同社のベストセラーミニバン。2011年のミニバン販売台数でも1位となっている。
今回新たにセレナに搭載されるスマートシンプルハイブリッドは、現行のECOモーター式アイドリングストップシステムをベースに、ECOモーターの容量を最大150Aから200Aへと拡大。エネルギー回生発電量と出力を高めて補助原動機化している。合わせて蓄電容量を高めるため、主バッテリーとは別にサブバッテリーをエンジンルームに追加している。
スマートシンプルハイブリッドシステムは、すべてエンジンルームに収まる |
低燃費タイヤを装備 | スマートシンプルハイブリッド(S-HYBRID)バッヂ |
このスマートシンプルハイブリッドは、すべてのシステムをエンジンルームに収めており、セレナの特長であるクラス最大の室内空間やシートアレンジはそのままに、クラスNo.1の低燃費(15.2km/L: JC08モード燃費。2WD)を実現しており、自動車取得税と重量税が免税となるほか、セレナは全車がエコカー補助金の対象となる。
1列目シートまわり | メーターパネル |
3列目シート。バイブリッド車になってもその容積や使い勝手は変わらない |
(編集部:谷川 潔)
2012年 7月 18日