独ポルシェはパリ・モーターショーにコンセプトカー「パナメーラ スポーツツーリスモ」を出展する。

　4ドアクーペ「パナメーラ」のリアゲートを立てたワゴンモデル。ボディーサイズは4950×1990×1401mm（全長×全幅×全高）で、リアオーバーハングは短くまとめられている。

　V型6気筒エンジン3リッタースーパーチャージャーとモーターのパラレルハイブリッドパワートレーンで後輪を駆動する。パナメーラ S ハイブリッドやカイエン S ハイブリッドのシステムを進化させたもので、システム出力は306kW（416PS）。モーターのみで最高130km/h、最長30kmを走行できる。

　駆動用バッテリーは容量9.4kWhのリチウムイオンで、外部からの充電が可能。

　このほかスマートフォンで車両情報へのアクセスや操作が可能。バッテリーの一定時間内の充電量や充電に必要な予想時間をスマートフォンに表示したり、充電タイマーで充電時間を決めたりできる。さらに走行前にエアコンを動作させ、家庭電源からの電気で車内温度を調節することもできる。