プジョー・シトロエン・ジャポンは27日、仏プジョーの2012年パリ・モーターショー出展概要を発表した。

　「RCZ R コンセプト」は、2013年に登場するRCZの高性能版「RCZ R」のコンセプトカー。1.6リッターターボエンジンは260PS程度までチューンされる。RCZはフェイスリフトされ、「508」風のフロントマスクを備える。

RCZ R コンセプト

　「Onyx」は、600PSのV型8気筒3リッターディーゼルハイブリッドと6速シーケンシャルトランスミッションを備えるスーパーカーのコンセプト。全長4.65ｍのボディーに20インチホイールを履く。また、圧縮した利用済み新聞紙から製作した素材「ニュースペーパー・ウッド」をダッシュボードとセンターコンソールに採用した。

　Onyxとともに、カーボンファイバーフレームの超軽量スーパーバイク「Onyxコンセプト・バイク」と、400ccのハイブリッドユニットを搭載した3輪バイク「Onyxコンセプト・スクーター」も展示される。

Onyx

　「2008 コンセプト」は、都市向けクロスオーバーのコンセプトモデル。全長4.41mで、若い都市生活者をターゲットとする。パワーユニットは3気筒1.2リッター直噴ターボ。

　このほか208に駐車支援機能「パーク・アシスト・システム」を搭載した「208 Intuitive（インテュイティブ）」、プジョー208ベースのモータースポーツ車両「208 Type R5」などが展示される。

2008 コンセプト