レッドブル、ウェバーも登場した「Kart Fight Japan Final」 日本最速のカートレーサーは澤田真治選手に。イタリアで世界一を決定 |
レッドブルは10月8日、日本最速のカートレーサーを決定する「Red Bull Kart Fight Japan Final」を東京プリンスホテル特設会場で開催した。このレースは、日本全国の地方予選を勝ち抜いた36名の選手で争われるもので、優勝した日本代表1名は、12月9日にイタリアのボローニャで開催されるアマチュア世界最速カートレーサー決定戦「Red Bull Kart Fight Japan Final」への出場権を獲得する。
東京プリンスホテルの駐車場を使った特設コース | フレームはビレル、エンジンはヤマハ MZ200、タイヤはダンロップ DFK2のカートを使用 | メディアによるレース前の体験試乗。駐車場を使用したコースのため、凸凹が多い |
Kart Fight Japan Finalでは、36名の選手によるタイムアタックを行い、セミファイナルレースのスタート順を決定する。30周のセミファイナルレースは、AとBの2レースで開催されることになっていた。
タイムアタックまでは、順調にプログラムが消化されたものの、セミファイナルレースAは、スタート直後の大混乱で赤旗中断に。スタート時の1台1台間隔を広げ、再スタートを行ったものの、8周目のクラッシュにより再度赤旗中断となった。
参加選手による記念写真 | タイムアタックは、とくに混乱もなく終了 |
セミファイナルは、夕刻以降となり、カートにはLEDヘッドライトが灯る | 激しいレースが繰り広げられた |
この時点で、セミファイナルレースは2分割から4分割となり、周回数も30周から20周へと短縮。セミファイナルA~Dの上位3名が30周のファイナルへ進めるルールへと変更された。全国の腕自慢が競うレースだけに、1台1台が走るタイムアタックは問題なかったものの、イタリア行きのチケットや、日本最速の名誉がかかっているだけに、多数が競うレースはシビアな展開となっていた。
セミファイナルBとCの合間に、南明奈さんとマーク・ウェバー選手のデモ走行が行われた |
ファイナル優勝は、澤田真治選手。最速ラップは16秒623で、2位に3秒599の差を付けて優勝し、イタリア行きのチケットを入手した。
優勝した澤田真治選手 |
レッドブルのイベントだけに、前日F1日本グランプリを終えたばかりのマーク・ウェバー選手も駆けつけデモ走行を披露。タレントの南明奈さんもデモ走行やプレゼンターとして登場していた。
レッドブルは、F1やカートに限らずさまざまなスポーツを支援している。写真はレッドブルがサポートする、室屋義秀選手のアクロバット飛行。そのほか巨人の坂本勇人選手なども有名。レッドブルのWebサイトを確認してみてほしい |
(編集部:谷川 潔)
2012年 10月 9日