ホンダ、「N BOX」シリーズがグッドデザイン金賞を受賞 企画力とそれを具現化した技術力/デザイン力を評価 |
N BOX +(エヌ ボックス プラス) |
本田技研工業は11月26日、日本デザイン振興会が主催する2012年度グッドデザイン賞において、「グッドデザイン金賞(経済産業大臣賞)」を受賞したと発表した。
グッドデザイン賞は、国内唯一の総合的なデザイン評価・推奨の運動。意匠性や機能、品質、安全性などを始め、暮らしへの提案までを含んだ質の高さが総合的に審査される。
今回受賞したモデルは「N BOX(エヌ ボックス)」と「N BOX +(エヌ ボックス プラス)」。今年の応募作品の中から、総合的に高い評価を得た「グッドデザイン・ベスト100」を選出、さらに11月22日の特別賞審査会でグッドデザイン金賞全14点が決定した。
審査員からは「日常生活の足である軽自動車に求められる要素を分析しシリーズとして展開した企画力と、それを具現化した技術力/デザイン力をともに評価したい。特に燃料タンクを前方に移動させることで深さを増したラゲッジスペースは、積載量の増加につながるだけでなく、重量物や自転車、車いす等の大型機器の積載性向上にも対応し、さまざまなユーザーの幅広い使用を考慮した、すぐれたユニバーサルデザインと言える。その他ユーティリティーの高さが一見して伝わる外観には安定感ある造形処理も表現され、新たなアウトサイドミラーの機能などと合わせて、ミニカーならではの配慮が行き届いたデザインとなっている」との評価を得ている。
(編集部:小林 隆)
2012年 11月 26日