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日産、ハイブリッドのクロスオーバーコンセプト「Resonance(レゾナンス)」

デトロイトショーで公開

クロスオーバーコンセプト「Resonance(レゾナンス)」
2013年1月15日(現地時間)発表

 日産自動車は1月15日(現地時間)、2013年デトロイトモーターショー(会期:1月14日~27日)でハイブリッドパワートレーンを搭載した「Resonance(レゾナンス)」を公開した。

 レゾナンスは、主に実用性と機能性を求めるアメリカのユーザーを想定して開発された、グローバルコンセプトモデル。

 パワートレーンには、排気量の少ないガソリンエンジンにモーターとリチウムイオンバッテリーを組み合わせた、独自の1モーター2クラッチのハイブリッドシステムを採用。トランスミッションは次世代エクストロニックCVTで、4輪を駆動する。

 エクステリアデザインでは、グリルからフードへかけあがるラインと、ブーメランシェイプのヘッドランプからなるVモーションのテーマに基づきデザインされたフロントまわりを採用したほか、車体全体のしなやかさとエレガントさを表現したと言うフローティングルーフには大型全長ガラスパネルを装備。ボディーカラーは、エクステリア全体に力強さと温かみを与える「フレア・オレンジ」を採用するとともに、サテンクローム仕上げの色つきアクリルグリル、22インチアルミ合金ホイールなどを装備する。

 「VIPラウンジ」と名付けられたインテリアは、「未来のファーストクラスの宇宙旅行」をイメージしてデザイン。コンソール上のインストルメントパネルは浮かび上がるような構造になっており、ドライバーは情報、エンターテインメント、通信といった機能にアクセスできる。各機能がホログラフィーを使って重なり合うような形で表示される仕組みで、情報を重要度に応じて区別すると言う。

(編集部:小林 隆)