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カーメイト、大分県警察本部と交通安全教育アプリ「ドラさぽ」共同開発

タブレット端末にインストールして県民交通安全教育プログラムで使用

交通安全教育アプリ「ドラさぽ」
2013年6月5日発表

 カーメイトは6月5日、大分県警察本部と安全運転支援アプリ「ドラさぽ」を共同開発したと発表した。

 ドラさぽはタブレット端末にインストールされ、走行中はタブレットのカメラが捉える前方の映像を解析し、「車間距離」「車線逸脱」「前車発進」などを音で警告し安全運転をサポート。走行したデータを蓄積し、走行後そのデータから安全運転診断を表示し自分の運転レベルを把握することが可能となっている。今後、大分県警の県民交通安全教育プログラムにて5年間使用される(一般販売は行わない)。

 収集データは、走行日時、緯度経度情報、速度、車間距離、前後左右の加速度(個人を特定するような情報は収集しない)としている。

 大分県警は、県内交通事故の割合で「追突事故」が全国平均より約1割多いことを問題とし、その減少の為には、“適正な車間距離の保持”が必要であることに着目。カーメイトのリリースしている安全運転支援アプリをカスタマイズして実装した小型タブレットで、県民の安全運転教育を行う方針を決めたと言う。

(編集部:谷川 潔)