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タミヤ、「砲身制御システム」搭載1/16 RCタンク「陸上自衛隊 10式戦車」の発売日を12月20日ごろに決定

タミヤ初のRCモデル 「1/16 M4シャーマン」から40年のアニバーサリーモデル

2014年12月20日ごろ発売

11万8800円

1/16 RCタンク「陸上自衛隊 10式戦車 フルオペレーションセット(プロポ付き)」

 タミヤは、タミヤフェアで先行発表していた1/16 RCタンク「陸上自衛隊 10式戦車 フルオペレーションセット(プロポ付き)」の発売日を12月20日ごろにすると発表した。価格は11万8800円。

【お知らせ】12月18日にタミヤから発売日は未定になりましたとの連絡がありました。発売日延期の理由は諸事情によりとなっています。

 本製品は、陸上自衛隊の全面協力により最新鋭戦車「10 式(ひとまるしき)戦車」の最新バージョンであるC3タイプをモデル化したものになるという。メインシャシーはジュラルミン製で、起動輪やサスペンションアームはダイキャスト製。実車から収録したエンジン音や各種作動音の再生装置を搭載し、アクション連動により、たとえばエンジン音では、停車時のアイドリングから全開までスピードに合わせて音が変化する。

 また、本製品には1/16 RCタンクシリーズでは初となる「砲身制御システム」を搭載。車体・砲塔のそれぞれに制御基板を搭載し、砲塔制御基板にはジャイロを内蔵。走行中の車体姿勢と砲塔の向きを感知して、砲身の上下と砲塔の左右の動きを自動的に調整する。

 赤外線を使用したタミヤ独自の光学システムによる「バトルシステム(1/16RC タンク用)9800円」の装着に対応するほか、各部のライト類は白色、赤色のLEDと光ファイバーにより点灯が可能となっている。

細部まで精密に再現
前照灯を光らすことも可能
付属する2.4GHz 4チャンネル送信機

 フルオペレーションセットのため、スティックタイプの4ch送信機やRC装置をはじめ、7.2Vバッテリー、充電器が付属。送信機と受信機は、2.4GHz帯を使うためクリスタル式より混信が少ないのが特徴となる。

 全長596mm、全幅207mm、全備重量約4050g。540モーター2個とユニット式のギヤボックスにより駆動し、前後進と左右旋回を別々のモーターでコントロールする。

 なお、飾って楽しむフィギュア付きのディスプレイタイプとなる1/16ビッグタンクシリーズ「陸上自衛隊 10式戦車(ディスプレイタイプ)」も12月に発売。価格は近日発売予定としている。

飾って楽しめる1/16ビッグタンクシリーズ「陸上自衛隊 10式戦車(ディスプレイタイプ)」。こちらには戦車長の半身フィギュアが付属する

(編集部:谷川 潔)