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ランドローバー、走破性や先進安全装備を充実させた限定車「ディスカバリー SE アウトドアパッケージ」

3色で計50台を限定発売。アクティブ・リア・ロッキングディファレンシャルなどを特別装備

2015年1月10日発売

735万4000円

「ディスカバリー SE Outdoor Package(アウトドアパッケージ)」。ボディーカラーは20台限定の「サントリーニ・ブラック」

 ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、ディスカバリーの限定車「ディスカバリー SE アウトドアパッケージ」を2015年1月10日に発売する。価格は735万4000円で、外装色ごとに「サントリーニ・ブラック」「カイコウラ・ストーン」が各20台、「エイントリー・グリーン」が10台設定され、計50台を限定販売する。

20台限定の「カイコウラ・ストーン」
10台限定の「エイントリー・グリーン」

 ディスカバリー SEの2015年モデルをベースとしたこの限定車では、アウトドア アクティビティをテーマに特別装備を与えて悪路走行時の走破性を強化。また、先進安全装備を用意して安全性を高めている。

 走破性を向上させる装備では、グリップ力の低い路面でトラクション性能やハンドリングの安定性を引き上げる「アクティブ・リア・ロッキングディファレンシャル」、アップダウンや滑りやすい路面の走行時に有用な「副変速機付トランスファー(ローレンジ/ハイレンジ)」などを特別装備。

 これに加え、小川や浅瀬、冠水した道路などを通過するときに、ドアミラーに設置したセンサーで水深をチェック。クルマの最大渡河性能などの情報をリアルタイムに提供し、水深が深すぎる場合はドライバーに警告する「ウェイドセンシング」も採用している。

副変速機付トランスファーはヒルダウン時にも威力を発揮
ドアミラーのセンサーで水深をチェックする「ウェイドセンシング」

 また、先進安全装備では、車両後側方のドライバーの死角にいる車両をセンサーで感知し、接近しているときにはドアミラーに警告灯を表示して知らせる「ブラインド・スポット・モニター」、後退時に自車に接近する車両を検出し、衝突の可能性がある場合に警告する「リバース・トラフィック・ディテクション」、車両前方の障害物とのクリアランスをチェックしてくれる「フロント・パークディスタンス・コントロール」などを追加装着している。

 このほかに装備品では、外装品として「エクステンテッド・ルーフレール」、車内装備で「ステアリングホイール・ヒーター」が与えられている。

車内装備では寒い場所でありがたい「ステアリングホイール・ヒーター」を設定
ドアミラーの警告灯で死角にいる接近車両の存在を知らせる「ブラインド・スポット・モニター」
駐車スペースからの後退発進などで安全性を高める「リバース・トラフィック・ディテクション」

(編集部:佐久間 秀)