入れちゃお!iPhone & Android クルマ・アプリ・カタログ

【iPhone】XバンドMPレーダ

各地の雨量をリアルタイムでチェック!

Ver.1.5 / 無料

NextBusinessSystem Co., Ltd.

iPhone/iPod touch/iPad iOS 4.3~

 今年の春の嵐は凄いですね! 車で外出されていたみなさまは大丈夫だったでしょうか? 私はと言いますと、楽しみにしていたイセッタでの遠征を断念せざるを得なくなってしまい、かなり残念な週末となってしまいました。

 出発予定時間はまさに暴風雨の迫り来るタイミングと同じで、まるで豪雨と一緒に走行しなきゃいけないような状態だったのです。なぜそれが分かったかというと、遠征先の雨量情報をリアルタイムで見ることができるアプリがあったから。今、どの場所に雨雲がかかっているか、地図上にアニメーション表示できるアプリ「XバンドMPレーダ」が大変便利だったのでご紹介したいと思います。

 ゲリラ豪雨などの局地的な大雨にも対応している国土交通省配信の「XバンドMPレーダ」。このレーダーからの降雨観測情報を1時間前から現在時刻まで5分間隔でアニメーション表示し、刻々と変化する降雨情報をiPhoneで実況してくれるというもの。これにより、雨雲がどのようなルートで移動し、どの辺りに雨を降らせているかカラー別に表示してくれるので、情報を正確にチェックすることができちゃう。

 残念ながら今のところ実況可能なエリアは全国ではなく、レーダーの制約上限られた地域となっているのですが、お住まいの地域やお出かけ予定地がその範囲内であれば、ゲリラ豪雨の可能性を予測することができるでしょう!

 では早速使い方を見てみましょう!

■ ■ ■
レーダー図(関東)。GPSが測位して現在地周辺の地図を表示してくれます

 アプリを起動すると位置情報の利用許可を求められるので「OK」をタップ。続いて現在地周辺の地域のレーダー図が表示されるよ。

 それではレーダー図の画面をご説明。まず、上部中央に観測した日時が表示されています。その左にその他の観測地が見られる「地域」、右側の歯車アイコンが「設定」です。

 ではレーダー表示画面について。地図内のアクティブな部分が雨量の表示エリア。つまりレーダー観測が可能なエリアです。残念ながらグレーの部分は現在対象外となっています。この制限がなければ言うことナシなんだけどな~。

 画面はピンチイン/アウトで拡大縮小が可能。アクティブな部分はかなり詳細までチェックできちゃうよ。

 下段には現在時刻から1時間前の情報をさかのぼって見られる矢印ボタン、そしてスライドバー。地図上で見たいエリアを決めて矢印ボタンタップで過去1時間分の雨量をアニメーションで確認することができるよ。

拡大図。ピンチイン/アウトで表示サイズの変更ができます
1時間前の図。スライダーを左にスワイプ、もしくは左矢印のボタンをタップで過去の情報が見られるよ

 では、全国のエリア図を見ていきましょう。レーダー画面左上の「地域」をタップ。「栗駒山周辺」「関東」「新潟」……並んでいます。レーダー観測が可能な範囲を地域別に見てみましょう。

地域
栗駒山周辺
新潟
富山・石川
静岡
中部
近畿
岡山
広島。この辺りから雨足が強まってきているのがよく分かります
九州北部。全域に雨が降っています
桜島周辺。さらに南部は大雨!

 このように全国のリアルタイム雨量情報が一目瞭然!

 では次に「設定」について。右上の歯車アイコンをタップすると、「レーダー画像の透過」、「レーダー範囲の表示」、「iOS地図」を設定できるよ。

設定。ちなみにこれまで見てきたレーダー図は画像の透過30%でした
レーダー画像の透過(オフ)、レーダー範囲の表示(オフ)のレーダー図
レーダー画像の透過(70%)、レーダー範囲の表示(オフ)
レーダー画像の透過(30%)、レーダー範囲の表示(オン)
航空写真。レーダー画像の透過(70%)、レーダー範囲の表示(オフ)
地図+写真。レーダー画像の透過(30%)、レーダー範囲の表示(オフ)

 このように詳細な情報が確認できるので、雨が気になるおでかけの際に役立ちます! ゲリラ豪雨はいつ何時やってくるか分かりません。これからの季節手放せないアプリになること間違いなしだね。

 みなさんも天候があやしい日のドライブ・おでかけの時は、「XバンドMPレーダ」でしっかりチェックしちゃお!