【第36回】鎌倉山の絶好ロケーションに建つオススメカフェですの、の巻


こんなところに連れてきてもらったら女子は大喜び

 

 鎌倉山に昨年11月末にオープンしたカフェが、かなりの絶景で人気らしいという情報を得たグルメ隊。久々のスイーツ企画に胸踊らせながらボルボS60で向かいました。

「鎌倉山って言ったら鎌倉山マダム、ですわね」
「そうですねぇ。高台にある高級住宅地を連想しますね~」

 着いたお店は「ル・ミリュウ」。広尾で人気のパティスリー「ラ・プレシューズ」が昨年11月末にオープンした姉妹店ですの。道路沿いの駐車場に車を停めて、店舗へと向かう階段からの眺めに思わず「うわ~!すごい!」とふたり声をあげてしまいました。

 目の前の緑が迫ってくるかのように近くて、向こうには海も望めるすばらしいロケーションなんですの。そして白を基調としたモダンな建物はなんとも洗練された雰囲気で、しっくりとこの地に馴染んでいるかのようです。

「こんなところ連れてきてもらって喜ばない女子はいませんわね!」

遠くに湘南の海も望める高台にある「ル・ミリュウ」は2010年11月末にオープンご覧ください、この絶景! お天気のいい日はテラス席がおすすめ日差しがたっぷり注がれる明るい店内
緑が近いこんなテラス席もあるんですの見ているだけで幸せな気分になるハート型のマカロン毎朝10時の開店時には約20種類のケーキが並びます

 店内に入ると優雅にお茶をするご婦人連れのお姿が。

「エイミー!鎌倉山マダムですわよ、きっと」
「はいはい」
「ケーキどれもおいしそうですわ~! エイミーは何個食べる? わたくしは3個かなぁ~♪」

 食べきれなかったら持ち帰ればいいですわねと欲張って5個も注文したグルメ隊。ちょうどオープンテラスの席が空いたので外に運んでもらうことにしましたの。

 午後のひととき、鎌倉山の高台でスイーツをいただくのは、絶景効果も加わってまさに至福のとき。どこからかホーホケキョ♪とウグイスの鳴き声も聞こえてきます。なんとも優雅な気持ちで頂いた、鎌倉山店限定の「モン・カマクラ」(420円)は、大納言が入っているという抹茶のムースがとっても“和”で、ドリンクメニューに煎茶があるのも納得でしたわ。

 全体的に甘さを抑え、洗練された味でとても軽いというのが印象のル・ミリュウのケーキ。その証拠に、結局ふたりで5個全部平らげてしまったほどです。お店の方にお聞きすると、定番人気なのはミルフィーユ。9月~2月頃まで期間限定のモンブランは、広尾店でも人気商品なんだそうです。

カフェ クレーム(650円)と、ポットで出てくるアールグレイティー(650円)を注文ウグイスの鳴き声を聞きながらケーキが食べられるなんて幸せ~♪お酒を少しきかせたバニラのババロア「サラ・ベルナール」(450円)は意外に大人の味
鎌倉山店限定の「モン・カマクラ」は420円。とっても和の雰囲気ふんわりした大納言入りの抹茶ムースが煎茶にも合いそうですわねショコラ オランジュ(450円)はチョコクリームの中にオレンジのクリームが入っている濃厚タイプ
3種類のチーズを使うというタルトフロマージュ(400円)は、チーズケーキ好きにはたまらない一品甘さをおさえた生クリームが特徴のフレジェ(460円)。これいくらでも食べられそう!ラスクなどの焼き菓子も充実。お土産にいいですわね

 そうそう、ル・ミリュウではケーキだけでなくパンも人気。残念ながらこの日グルメ隊は午後到着したために売り切れていましたが、10時オープン時にはその日のパンがすべて揃っているということなので、パンがお目当ての方は早めに行くことをおすすめします。ちなみにどちらかというと、ブリオッシュなど甘めの菓子パンが中心とのことでした。

「これからの新緑の季節は特に気持ちよさそうですね」
「ホント! お休みの日はパンを頂きながら優雅にブランチもいいですわ~」

 素材にこだわっておいしいものをシンプルに、というル・ミリュウのケーキ。ホームページもまだ開設されていないのにお客さんはひっきりなしに訪れていて、鎌倉山の新定番になりつつあるのを感じさせるお店だったのでした。

ル・ミリュウ
神奈川県鎌倉市鎌倉山3-2-31
電話:0467-50-0226
営業時間:10~18時(L.O.17時30分)
不定休
駐車場:あり(10台)
アクセス:鎌倉山ロータリーから約700mほど。右側の道路沿いに駐車場があるのですぐ分かります

 


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このクルマでドライブしました!

ボルボ S60

「T6 AWD R-DESIGN」は専用の前後バンパーやホイールといった外観だけでなく、足回りもスポーティーに仕上げられたトップモデル。パワフルかつなめらかな3リッター直列6気筒ターボエンジンとあいまって、爽快なスポーツドライブが楽しめました

プロフィール

ゆきぴゅーゆきぴゅーおふぃしゃるほーむぺえじ
イラストレーターとライターを足して2で割った“イラストライター”。長野でフツーのOLをしていたが何の因果か鬼畜デジカメライターの弟子(奴隷)となり2000年に上京。日々の過酷でセクハラな毎日を絵日記で綴っているうちに絵の道に目覚め、ついに2005年独立。以降あちこちでタダでごはんを食べながらポンチ絵画家としてのお気楽な人生を歩んでいる。


エイミー
女性カメラマン。カメラマンとして名を馳せるべくボスニアに戦場カメラマンとして渡るも、行った早々流れ弾に当たってしまいあえなく帰国。車にまったく興味がないゆきぴゅーとは正反対に機械モノが大好き。食べるのも大好き。封印したはずの赤いバンダナは、ネット上で復活希望の声があるとかないとか(でももうしません!)



2011年 4月 20日