トピック

ナヴィック、アルファード/ヴェルファイア専用の純正キー使用エンジンスターター「CSST-02」

純正スマートキーを使いエンジン始動・停止が可能になるエンジンスターター

2019年9月30日 発売

3万9800円(税別)

純正キーを使って操作が可能なエンジンスターター「CSST-02」

 ナヴィックは9月30日、トヨタ自動車の「アルファード」と「ヴェルファイア」の純正キーをそのまま使用し、エンジンの始動・停止が可能となるエンジンスターター「CSST-02」を発売した。価格は3万9800円(税別)。

 CSST-02は、アルファード/ヴェルファイア専用で、別途リモコンを必要としない純正キーを使用するタイプのエンジンスターター。従来のエンジンスターターだと、純正キーとエンジンスターターの2つのリモコンを常に持っている必要があったが、純正キーに機能を集約することで使い勝手を高めている。

製品本体のほか、取付用カプラーが付属。左上はヴェルファイアの純正キーで製品には同梱しない

 夏の暑い日や冬の寒い日に車内の温度を適温に保つため、あるいはエアコンをつけたまま少しの間クルマから離れたい、といった利用者の声をもとに商品開発したという。

 CSST-02はそうしたシチュエーションでも、クルマに乗る前にエアコンを起動して車内を快適な温度に保つことができ、ドアロックを解除せずにエンジンがかけられるので、車両の盗難防止にも役立つ。

 操作方法は、純正キーのドアロックボタン3回押しでエンジンが始動。エンジンが始動している状態で同じくドアロックボタンを3回押しするとエンジンが停止する。エンジン始動と同時にフロント/リアともポジションランプが点灯する仕様で、目視でもエンジン始動を確認できる。

NAVIC「CSST-02」の作動方法を動画で紹介(1分23秒)
純正キーのドアロックボタンを3回押すとハザードランプが点滅してエンジン始動。エンジンが始動するとポジションランプが点灯し作動状態が確認できる
エンジンを停止する際にも純正キーのドアロックボタンを3回。ハザードランプが点滅した後エンジンが停止し、ポジションランプも消灯する

 また、安全のため、本製品でエンジン始動中に純正キーでドアロックを解除してドアを開けた場合、エンジンを停止する仕様となっている。発進の際には通常通り、クルマに乗り込んでからエンジンをスタートして発進させる形になる。

 なお、カーナビゲーションなどの装着作業ができる人であればDIYによる取り付けも可能といい、個人差はあるが、取付時間は1~2時間程度とのこと。

商品概要

・アイドリング時間は最長20分
・純正キーを使用するため、純正キーの電波が届く距離で作動させることが可能
・エンジン始動中に純正キーで車両のドアロック、アンロック操作も可能(CSST-02でエンジンを始動させた場合のみ)
・エンジン始動中に純正キーを使用してドアを開けるとエンジンが停止する安全設計
・イモビライザー対策としての純正スペアキー車内設置は不要
・1年保証付き
・カラー写真付き取付説明書を同梱
・対応車種:アルファード/ヴェルファイア(AGH30/AGH35/GGH30/GGH35/AYH30・2015年1月~)

ハイエース用もラインアップ

 ナヴィックでは、同様に純正キーで操作可能なハイエース専用リモコンエンジンスターター「CSST-01」もラインアップしている。対応車種はハイエース/レジアスエースで2018年1月以降(4型後期・5型)のもの。ガソリン車、ディーゼル車ともに適合し、価格は3万9800円(税別)。