「6本スポーク」は大型サイズ化すればするほど、ホイールの中が見えやすい。ここに収まるブレーキキャリパーやブレーキローターが大型だと、6本スポークと一体化した景色が美しく見える。マルチスポークがホイール自体の見映えを主張するものだとすれば、TE37の6本スポークデザインはそうした「パワフルなブレーキメカとの調和」を楽しめるデザインであり、この点が「走り」と「スタイル」にこだわるスポーツカーオーナーを引きつけて止まないのである