ミニ 9X ギアレス・プロトタイプ(1975年)ミニの産みの親、アレック・イシゴニスによるミニの改良試作車。名前の通り、クラッチはおろかトランスミッションも持たず、トルクコンバーターと、トルクバンドの広いエンジンの組み合わせでイージードライブを狙った。運転席を覗くと、一般的なシフトレバーは見あたらず、ダッシュボードのステアリングの右側(窓側)から、「リバース-ニュートラル-フォワード」の3ポジションだけのレバーが生えている