編集後記(2009年7月17日)

 

 マツダ「アクセラ」の「i-stop」が人気の様で。やっぱりエコカーでも走りがよい車が求められるんですかね。かくいう私もマツダのロードスター(NA)乗りとして、走りのよさにはこだわってます。でもその燃費は7~8km/L。やっぱりi-stopの存在は気になります。そこでロードスターにi-stopを付けることにしました。その名も「S i-stop(Syudou Idling Stop)」。信号で止まる度にキーをオフ! 信号が青になるのを見計らってキーをオン!! ってただのアイドリングストップですがなにか?

 悩みはエンジンを切るたびにカーナビが再起動することと、この時期はエアコンがね……。まぁどうせ大して効かないんですけど。

瀬戸学


  最近、街中でインサイトやプリウスといったecoカーをよく見るようになってきた。このご時世、「燃費性能」は車を購入するにあたり、大事なファクターなのでしょう。

 ところで、昔乗っていたR32タイプMは、某トンネルでブローしたためエンジンとタービンを換装した。ノーマルよりも100馬力以上の出力アップに成功したものの、街中燃費はリッター4km弱、高速道路でもいって5~6km。今じゃ信じられない悪さである。

 あるとき、福島県のエビスサーキットから東京へ帰る際に「よし、ブーストを正圧に一切入れないで帰ろう!」とわけのわからない決断してみた。きっと燃費があまりに悪かったため、どれだけ燃費よく帰れるか試したかったのだろう。

 結果はなんと8km。そのときの嬉しさは忘れられなかったのだが、そんな自分がecoカーに乗ったらどんだけびっくりするんだろうな。

小林隆


 イギリス車を所有したことはないのだけど、いつも気になっていたし、今だって余裕さえあれば乗ってみたい思っているわけです。とはいっても、古い車を直し直し乗るような気力はないしジャガーやロータスを買うお金もないわけで、ローバーのような比較的アフォーダブルなブランドの新車が日本で容易に手に入らないのは、大いに残念なことです。

 さて、イギリス車好きの皆様には怒られるかもしれませんが、イギリス車(のみならずイギリスの工業製品全般)の魅力はあの、“ビミョー”なスタイルにあると思うのです。一見ヘンな格好なんだけど、よく見ているとカッコよく見えてきて、さらに見続けると「やっぱカッコわるいんじゃないか」と悩んだりする……実に奥深いデザインだと思うのです。ま、ジャガーのような例外はあるわけですが。

 さてイギリス取材最終日に立ち寄ったゲイドンのHeritage Motor Centreは、もともとローバーグループが運営する博物館だったのだそうで、私の大好きなビミョーな格好のローバーの、しかも珍車が山ほど建物に詰め込まれておりました。イギリスはそこいらじゅうに車やら飛行機やらの博物館があるところで、そのうちのいくつかを覗いてきたわけですが、個人的に一番幸せだったのがここだったりして。シアワセのあまり写真がテキトーだったりするので、1本の記事にはできないんですが、せっかくなのでここで見かけた面白い(と私が思う)クルマを紹介しておきます。

Heritage Motor Centre
ローバーT4 ガスタービン・サルーン プロトタイプ(1961年)
ガスタービン・エンジンで前輪を駆動するサルーンの試作車だが、価格があまりにも高くなると見込まれたため、ガスタービン乗用車をあきらめた
ローバーSD1 3500 エステート プロトタイプ(1976年)
大型5ドアセダン「SD1」のワゴンボディの試作車。ブリティッシュ・レイランドの財政上の理由で生産されなかった
リライアント・シミターGTE(1971年)
シューティングブレーク風スポーツワゴン。イギリスっぽい、と思うわけです
トライアンフ リンクス プロトタイプ(1978年)
トライアンフの2座スポーツカー「TR7」をストレッチして4座としたファストバック・クーペ。トライアンフ・スタッグ(写真右端)の後継車として企画されたが、トライアンフ・ブランドの持ち主であるブリティッシュ・レイランドがスポーツカーから撤退したためにキャンセル
ローバー/アルヴィス P6BSプロトタイプ(1967年)
アルヴィスを買収したローバーが、アルヴィスに生産させるべく試作したミッドシップスポーツカー。ローバー製V8エンジンを積み、ローバー2000のサスペンションを流用している。1968年にローバーがブリティッシュ・レイランドに吸収されると、計画はキャンセルされた
ロード・ローバー シリーズII プロトタイプ(1958年)
オフローダーのランド・ローバーとセダンの間を埋めるため、「悪路も走れるロードカー」として構想されたのがロード・ローバー。ローバーP4/P5のコンポーネントを流用した後輪駆動車という、今日のクロスオーバーカーの先駆のような車。計画は破棄されたものの、「オンロードも快適なオフローダー」であるレンジ・ローバーの誕生につながった
ランド・ローバー セレモニアル・ビークル
この2台は王室パレード用に改造されたランド・ローバー。ニュージーランド、オーストラリア、スリランカ、イエメン、アフリカなどの“巡幸”に使われた
映画「トゥーム・レイダー」のランド・ローバー
ミニ 9X ギアレス・プロトタイプ(1975年)
ミニの産みの親、アレック・イシゴニスによるミニの改良試作車。名前の通り、クラッチはおろかトランスミッションも持たず、トルクコンバーターと、トルクバンドの広いエンジンの組み合わせでイージードライブを狙った。運転席を覗くと、一般的なシフトレバーは見あたらず、ダッシュボードのステアリングの右側(窓側)から、「リバース-ニュートラル-フォワード」の3ポジションだけのレバーが生えている
ミニ 9X ハッチバック・プロトタイプ(1969年)
アレック・イシゴニスによるミニの後継車のプロトタイプ。ミニよりも室内が広い小型車を目指し、ハッチバックボディーが選択された。しかしブリティッシュ・レイランドの経営陣はこれを認めず、生産はされなかった。ちなみに初代ゴルフは1974年に登場。ミニ・ハッチバックが発売されていたら、と想像してしまう
オースティン アント・プロトタイプ(1968年)
ミニのクロスオーバーバージョン「ミニ・モーク」は前輪駆動だが、これはミニをベースとした4輪駆動車。オースティンがブリティッシュ・レイランドに買収されて、キャンセルされた
ミニ・ツイン・モーク プロトタイプ(1962年)
モークの前後にエンジンを積んで4WD化したプロトタイプ
MG ADO34 コンセプト(1966年)
ミニをベースとしたスポーツカーはさまざまなバックヤード・ビルダーが生み出しているが、このADO34 コンセプトはモーリス自身が作った、いわば純正のミニ・ベースのスポーツカー。エンジンはミニ・クーパーSのもので、ボディーはピニンファリーナという夢のような車だが、生産はされなかった
MG ADO70 ミケロッティ・ミニ・コンセプト(1970年)
これもミニ・ベースのスポーツカーで、MGミジェットの後継車として計画されたが、米国の安全・排気ガス基準を満たせないため、キャンセル
ヒルマン スーパー・インプ(1969年)
ミニの対抗馬として販売された小型車。こちらはRRレイアウトを採用、コベントリー・クライマックスの軽量なオール・アルミ製エンジンをリアに搭載する
アレック・イシゴニスによる、未来の小型車のスケッチ晩年のミニの主要な市場は日本だった
50周年ということで多数のミニが展示されていた

田中真一郎


 先週の編集後記で書いた「あみプレミアム・アウトレット」へ行ってきました。阿見東ICと直結し、駐車場に楽々入れたのですが、よく見るとまわりは大渋滞。高速道路から入るほうはすいていたのですが、一般道から入るほうは込んでいたようです。つまり、近くの人にはとても人気のあるアウトレットということか?

谷川潔