3代目「GZ31」(1985年)はロングノーズ+ショートデッキ+コーダトロンカ(流線型のテールを垂直に切り落とした形状)のフォルムを引き継ぎつつ、いかにも80年代風の直線基調スタイリングに。エンジンも直列6気筒からV型6気筒 SOHCターボになった(後に直列6気筒 DOHCも搭載された)。展示車は2リッターターボの「200ZG 2by2」。2by2は4人乗りモデルのことで、2人乗りモデルとはホイールベース、全長が異なる専用ボディーが与えられるのが(4代目までの)Zの伝統。オープンエアの爽快さとボディー剛性の維持を両立させようというTバールーフも装着されている