初めてDSのコンバーチブルモデル「DS19 デカポタブル」を見ることができた。1960年の秋から「DS19」をベースに、その後は「ID」や「DS21」のバリエーションとして加わったコンバーチブルモデル。その生い立ちについては諸説あるが、元々はアンリ・シャブロンといういわゆるコーチビルダーが、DSをベースに架装して販売。その評判がよく、のちにシトロエン自体もカタログモデルとして加えたというのが一般的なストーリーらしい。内外装も豪華に仕立てられていて、当時の価格はDSの約2倍という超高級車だった模様