別棟にはクーラント用の設備を用意。このクーラントも海外で人気が高く、とくにロシアでは高品質で不凍性が高いことから非常に高いブランド力を持っている。写真のクーラントがまさにロシア向けの製品だが、こちらにも日本語表記を使用。また、基本的にクーラントは使用する場所の要求に応じて濃度を変えられるよう、水で希釈するように作られているのだが、ロシアでは希釈に適した水が手に入らないというケースがあり、ユーザーが希釈の割合を間違えてトラブルになる場合もあるため、希釈せずにそのまま使えるクーラントをラインアップしている。JIS規格からは外れてしまうが、顧客の要望に合わせた細やかな製品作りも日本メーカーならではと言えるだろう