卵殻彫漆箱「白糸」(金城一国斎作 卵殻彫漆箱)。細かく砕いて四角いものだけに選別した卵殻を1つひとつ漆の上に貼りこみ、上から卵殻が見えなくなるまで漆を塗り重ね、表面を研ぎ出して卵殻の模様を再び現す「彫漆」技法で、精密なディテールによる凛とした雰囲気と磨き上げられた漆の艶やかさを表現