トヨタハイブリッドハルを採用した試験艇「TOYOTA-28 CONCEPT」。トヨタハイブリッドハルでは、ボート船体(ハル)において「素材」「構造」「形状」といった3つの観点で大幅な見直しを実施。FRPとアルミが持つそれぞれの特長を生かすとともに、新素材のカーボンを加えることでFRPハルと比べ約7倍の高剛性を実現。アルミハルとの比較で船体重量も約10%低減した。複雑な曲面形状の成型が可能で、走航性能の向上と生産性向上の両立を実現したという