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今年も最強スタッドレス「WINTER MAXX 02」で行こう!

冬は路面が凍るし雪も降る。そんな季節の筆者的定番スタッドレスタイヤは、ずっとダンロップ製でした。「DSX-2(ディーエスエックス ツー)」から始まり、その全方向進化版の「WINTER MAXX 01(ウインターマックス ゼロワン)」と続き、さらに最新最強の「WINTER MAXX 02(ウインターマックス ゼロツー)」へと変遷。さぁ今年も冬が来た! 凍結と積雪のシーズン! 早々に「WINTER MAXX 02」に履き替えて、安全&快適な「冬の走行」を楽しんじゃおう♪ てな感じです。

ダンロップの最新スタッドレスこと「WINTER MAXX 02」、既にご存知かもしれませんが、ホントにスゴいスタッドレスタイヤなんですよコレが。知ると「それはスゴい!」と思える点が多々あるんですが、キーワードは「モチ・ロン・ギュ」。「WINTER MAXX 02」は、どんなシチュエーションでも、もちろんギュッとグリップして止まる優れたタイヤです。そしてこのタイヤの特徴を3つに分けると、これまた「モチ」と「ロン」と「ギュ」になる♪

まず「モチ」ですが、「効きもち」なんです。従来タイプのスタッドレスタイヤは、タイヤ素材の経年変化の影響で、時間とともに徐々に性能が低下。しかし「WINTER MAXX 02」の場合、新素材「液状ファルネセンゴム」が配合されたことにより、この劣化が起きにくくなりました。

タイヤ性能の劣化の理由のひとつとして、ゴムの中から軟化剤であるオイルが抜けてしまうことがあります。スタッドレスタイヤ保管時にコンクリートや新聞紙の上に置いておくと、油のシミみたいなものができたことはありませんか? アレが抜け出たオイルです。オイルが抜けるとゴムが硬くなり、タイヤ性能が落ちるというわけです。

そこで、「WINTER MAXX 02」では「液状ファルネセンゴム」を採用。この素材はゴム分子と強く結合する「ゴムと軟化剤の2面性を持つ素材」で、低温下での密着とゴムの柔らかさをより長く維持します。その結果、本来のタイヤ性能がより長く保たれるようになりました。たとえば氷上ブレーキ性能は「4年経過後でも十分高い性能が維持」されます。タイヤ性能が効きもちするということは、安全性も快適性も長く続くということ。とても嬉しい特徴です。

それぞれの経過年数見合いで劣化促進後、氷上ブレーキ制動距離を測定したイメージ。4年経過後であっても高い性能を維持している

あぶら取り紙の上でゴムに熱と圧力を加えた時の比較。従来品(左)では軟化剤(オイル)がしみ出してシミになるのに対して、液状ファルネセンゴムを採用したゴムではオイルのシミが少ない

走行中などに圧力や熱が加わったときのゴム内部のイメージ。従来品(左)ではオイルがしみ出して、ゴムが硬化してしまうのに対し、ゴム分子と結合し抜けにくい液状ファルネセンゴムでは、柔らかさが維持される

それから「ロン」。これは「ロングライフ」ということです。「WINTER MAXX 02」は混ぜ物が少ない「高密度ゴム」でつくられています。これによりゴムがすり減りにくくなりました。

ミクロの視点で見ると、じつはゴム内の混ぜ物がタイヤ摩耗のきっかけになってます。ゴム内部に滑り止め素材や空洞があると、そこからゴムの破損が起き、ゴムが分離して欠落・摩耗していくというわけです。「WINTER MAXX 02」ではこの混ぜ物を極力減らして「高密度ゴム」とした結果、タイヤのライフ性能が向上。冬場で5000km走行するとしても「一般的な使用であれば4年使えるタイヤ」になりました。使い方や走行距離によってはもっと長持ち!? かもしれません♪

※1 試験条件 ●タイヤサイズ:205/55R16 91Q ●空気圧(kPa):F230/R220 ●テスト車両排気量: 1600cc ●試験距離:12120km ●ローテーションの有無:2台の車両で交換しながら走行 ●推定ライフ(指数):WINTER MAXX 02(103)、 WINTER MAXX 01(100) ※2 試験条件 ●タイヤサイズ:195/65R15 91Q ●空気圧(kPa):F230/R220 ●テスト車両排気量:1800cc ●試験距離:8080km ●ローテーションの有無:2台の車両で交換しながら走行 ●推定ライフ(指数):WINTER MAXX 01(148)、DSX-2(100)

WINTER MAXXシリーズは、摩耗のきっかけになる混ぜ物の少ない高密度ゴムを使用。耐摩耗性能が大幅に向上した

そして「ギュ」。これはモチロン、ギュッと止まる氷上性能のこと。前述の「液状ファルネセンゴム」は「冷えても柔らかさが保たれるゴム」です。なので、凍結路面にもしっかり密着。氷への密着度が20%向上し、それに加えて新開発のグリップパターンが採用されたことにより、氷上ブレーキ性能が12%向上、氷上コーナリング性能が3%向上しています。

ちなみに、何と比べて20%や12%や3%向上しているのかと言えば、旧型となる「WINTER MAXX 01」と比べてです。旧型の「WINTER MAXX 01」、筆者も長く使ってきましたが、氷上でも雪上でも「滑る気がしない」と感じるほど優れたスタッドレスタイヤ。それと比べても性能UPということですから、「WINTER MAXX 02」はやっぱりスゴいスタッドレスタイヤだと思います。

従来品のWINTER MAXX 01と比べ、氷上ブレーキ性能で12%、氷上コーナリング性能で3%向上(※3 試験条件 ●タイヤサイズ:205/55R16 91Q ●空気圧(kPa):F200/R200 ●テスト車両排気量:1200cc ●駆動方式:FF ●ABSの有無:有 ●初速度:20km/h ●テスト場所:岡山国際スケートリンク ●路面:氷盤路 ●制動距離:WINTER MAXX 02=12.0m、 WINTER MAXX 01=13.6m ※4 試験条件 ●タイヤサイズ:205/55R16 91Q ●空気圧(kPa):F 200/R 200 ●テスト車両排気量:1200cc ●駆動方式:FF ●テスト場所:岡山国際スケートリンク ●ドライバー:社内テストドライバー)

超密着ナノフィットゴムにより凍結路面の凹凸に対する密着度が20%向上

新ポリマーの採用によりシリカの分散性を高め、より高い密着性を実現した

さて、そのスゴいスタッドレスこと「WINTER MAXX 02」ですが、改めて各シチュエーションにおいて実際に走行してみました。ドライ路面、ウェット路面、氷結路にシャーベット路面に新雪路面等々。そういった道をどんな感じで走れるのか? 以降、「WINTER MAXX 02」の実際を動画とともにお届けします!

目指すは志賀高原! ドライもウェットも雪道も走るゾ!

今回はFFのアテンザで試乗。しかもWINTER MAXX 02のグリップする理由を聞くべく、住友ゴム工業でWINTER MAXX 02の開発に携わった熊本曜馨氏にも同行いただきました。ってかこれMT!?

さぁさぁ、実際に走行! 用意されたクルマはマツダ「アテンザ」で、これに「WINTER MAXX 02」を履かせています。そして目指すは長野県は志賀高原。冬場は豪雪地。都心からアクセスしますので、ドライ路面、標高が上がり始めてのウェット路面やシャーベット路面、さらにはアイスバーンや圧雪路、新雪の路面なんかも走れると思います。

でも、あれ? このアテンザ、オートマ車じゃなくて……まさかのマニュアル車! 足でクラッチ踏んで手でギアチェンジする、現在においては珍しいタイプのクルマ。いや一応マニュアル車運転したことありますし、免許も制限なしなので法的には運転できますけど……マニュアル車を最後に運転したのって20年以上前なんですけど!

あと、目指すは雪深くなる登り道なわけでしょ〜? このアテンザ、FF(前輪駆動)ですよね〜。FFって雪とかの坂道を登るのが苦手(前輪に荷重がかかりにくいため前輪=駆動輪がグリップしにくく空転しやすい)って言いますよね〜。大丈夫ですかこのクルマで?

とは思いましたが、時すでに遅し。MT・FFのアテンザと「WINTER MAXX 02」と、MT車20年以上ぶりの筆者で、雪山を目指すことに……。イーヤッハァ〜、パウダースノーの志賀高原だ〜楽しいナ〜、とかアガっていたテンションが、一気にスゴい緊張感に!

ドライ路面でも違和感のない走り

まずはドライ路面を走ることになりました。都心部から長野県方面へ向かう一般道や高速道路。懸念のMT車運転も、マニュアル操作って体が覚えているようで、しばらく走ると慣れてきちゃいました。そして「WINTER MAXX 02」は、高速道路でもスタッドレスタイヤらしからぬ快適な走りをもたらします。

スタッドレスタイヤというと、やはり「柔らかいタイヤ」「安定感がいまいち」「ふにゃふにゃした乗り味」というイメージがあります。実際、ものによっては「やっぱりスタッドレスって高速道路走ると少し不安定ですね」となるタイヤもありますし、そういうタイヤだと「やっぱりドライ路面は夏タイヤがいいなあ」と思わされます。

しかし「WINTER MAXX 02」の場合、高速道路や一般道のドライ路面を走っていても、スタッドレスタイヤゆえの違和感というのがない。しっかり感があり、車体が不安定になるということもなく、安心&快適に走ることができました。

完全ドライの高速道路を走行。スタッドレスタイヤだからといって不安もなく、ステアリングから伝わってくる情報も多いので安心して走れました

ハンドルを切ったときの接地面積は先代のWINTER MAXX 01と同等以上を確保し、ドライ路面での操縦安定性をアップしている

タイヤの使用感を意識して走っていると、冬タイヤにしてはかっちりとした走りの印象。これは密度の高いゴムを使い、パターンもタイバーというヨレない加工をすることで、ドライ路面でもしっかりした走りができるのだとか。

首都圏あたりに住んでいると、冬タイヤを使ってはいても、主に走るのはドライ路面になりがち。そしてドライ路面において、一般的スタッドレスタイヤのふにゃふにゃ感や走りのユルさがなく快適&安全&カッチリと走れる「WINTER MAXX 02」。多くのドライバーにとって、とても都合の良いスタッドレスタイヤだと感じます。

シャーベット路面がズリッと滑らない〜♪

志賀高原に向かって山を登り始めると、続いて出てきたのが一般道のウェット路面やシャーベット路面。個人的にかなり苦手な路面状況だったんですよね〜、こういう路面。いかにも滑りそう! っていうか滑った記憶が多々あります!

道が凍りかけとか溶けかけの状態です。一般的にビッチャビチャだと、まあタイヤがシャーベットを切り裂いて走る感じで、そーんなに不安じゃないんですが、ちょっと気を抜くと「ズリッ」と滑る。それにアッと思ってブレーキ踏んでも「ジャッ」とか滑る、みたいな。シャーベット状に見えて、その直下が硬く凍っている箇所とか、もはやこれは罠じゃないのか!? みたいな路面も少なくありません。

氷と水が混じったようなシャーベット路面。このような路面でもWINTER MAXX 02はとても信頼感があります

まあ氷に水が混じったような路面なので、当然滑りやすいわけですが、今回はFF車でMT車。MT車というところでシフトチェンジのときにミスってタイヤに強いトルクをかけちゃうかも? FF車だからシャーベットでの登り道どうなのかな〜、という不安が加わりました。

しかし、結果は、問題なし。滑らない! 滑る気もしない! まあ気を抜くと危ないので慎重な運転を心がけましたが、しっかしまぁ安心感がある「WINTER MAXX 02」です。

ウェット〜シャーベット路面をしっかり走り抜けるために必要なスタッドレスタイヤの条件は、縦方向のミゾで水分や氷を十分排出することと、横方向のミゾでシャーベットをギュッと踏み固められることだそうです。確かに、言われてみれば、路面はかなりの悪条件なのに、加速してもカーブ中でもしっかりしたグリップ感が感じられました。

雪道を走るとなると、ウェット路面・シャーベット路面は付きもの。そういう悪条件でも安定して走れる「WINTER MAXX 02」は、やっぱり快適だし安心感があるスタッドレスタイヤです。

太い縦ミゾがウェットやシャーベットでの排水性に効くのだそうです

圧雪路面、怖っ……あら? 怖くナーイ!

シャーベット路面を抜けると、いきなり雪路。踏み固められている圧雪路面です。久々に見る雪道ですし、標高もどんどん増しています。さらに道はワインディング。コーナーで滑ったら崖から落ちるかも〜! な〜んて考えると、なーんか緊張が増してくるシチュエーションです。

なのですが、「WINTER MAXX 02」だとかなり快適に走れるんです。圧雪路面を走ってみての総じての印象は「滑る気がしない!」ということです。というか滑らない。一応注意して走ってはいるんですが、ドライ路面なみに安定して走るし、コーナーでも同様。

標高が上がると一気に圧雪路面に。一見真っ白で同じように見えて、場所によって状況が刻々と変化するこのような場面でも安定したグリップ感が得られる

この「滑る気がしない!」という印象ですが、敢えて「!」付きで強気&イケイケの気分を表現してみました。というのは、圧雪路にある「轍(わだち)」を通るときの感触の良さです。硬く踏み固められた圧雪路の轍と言えば、普通は超滑りやすくて危ない横方向段差というイメージだと思います。が、「WINTER MAXX 02」はそれをフイッと安定して乗り越えてくれるんです。

圧雪路面で一度は経験する「うわっヤベっ!」という恐怖って、轍にタイヤを取られて「意図しない方向へクルマが進んじゃった瞬間」に感じると思います。筆者も以前はソレを多々感じて、圧雪路面ってホント怖い〜って思っていました。

でもダンロップのスタッドレスタイヤ「DSX-2」「WINTER MAXX 01」そしてこの「WINTER MAXX 02」と使ってきて、現在では「あの怖さ」がかな〜り薄れました。圧雪路面やその路面にある轍も安心して走れるこれらスタッドレスタイヤを使うと、恐怖がなくなり不安が抑えられ、リラックスして雪道を走れるようになります。結果、雪道走行の緊張から来る精神的疲労や肩こりなどが激減。そして雪道を走ることが楽しくなりました!

  • コーナリングでもちゃんと手応えを感じるので安心感をもって走れました

  • 多くの車が走ることでできた轍や、場所によって変わる路面状況でも比較的リラックスして走ることができた

ちなみに、「WINTER MAXX 02」は前述のように「長もち」のスタッドレスタイヤです。じつは今回乗ったアテンザが履いている「WINTER MAXX 02」は、既に1000km走行済み。1000km走っているのに、タイヤ表面には製造時にできる細いヒゲのようなゴムが残っています。普通は1000kmも走るとこの「ヒゲ」は擦れて切れてなくなっちゃいますが、「WINTER MAXX 02」のゴムは摩耗しにくいのでまだ残ったまま。「長もち」の証拠を見つけてビックリしました。

装着後約1000km走ったという状態。トレッド面には、通称ひげがまだ残っている状態。摩耗に強い証拠かも!!

ドライ路面でも違和感のない走り

今回は住友ゴム工業の熊本曜馨氏に同行いただき、技術的な説明を受けつつ「WINTER MAXX 02」で走っているわけですが、道中の休憩時間にふとしたことから興味深い説明をいただきました。それにより長年の「?」が一気に「!」となり、さらに「♪」へと変わりましたっ。なるほど! そうだったのか〜♪ 的に。

 

雪道横の駐車場でひと休み。車外へ出てふと見ると、「WINTER MAXX 02」のタイヤ跡がありました。雪上にタイヤのパターン跡が見えます。ふぅ〜ん、これが「WINTER MAXX 02」のグリップパターンなのか、と。意外にクッキリと刻まれるものなんですね〜。

 

そしてソレに触れてみてビックリ。かなり硬いんです。踏み固めた感じ。手で持って力を入れるとポキッと折れるような、雪の柱のような状態になっています。

 

実際に「雪柱」というそうですが、これは「雪道でタイヤがグリップを得るための要」になっているそうです。雪の上に固めた柱をつくり、これを取っ掛かりとしてタイヤのスリップを防いで前進する力を得ています。ですので、この雪柱が大きく硬く、雪面に力強く刻まれているほうが、雪の路面やシャーベット路面でのグリップ力が高まるとのこと。

新雪を踏みしめたところを見てみると、はっきりとWINTER MAXX 02のトレッドパターンの跡が

  • 手でつまんで持てるぐらい硬く踏み固められてます。これがグリップの秘密だとは!!

  • ミゾが雪をつかみ、踏み固める力がグリップになる

この「雪柱」の強靱さは「雪柱せん断力」という指標で表現され、「雪柱せん断力」が高いほうが雪上やシャーベット路面でグリップ力が高いことになります。そして「WINTER MAXX 02」は、この「雪柱せん断力」が非常に高いタイヤなのです。

なるほど確かに、雪上に残った「WINTER MAXX 02」のタイヤのパターン跡、しっかり硬いです。また、雪柱と雪柱が接する交差点のような箇所も多くて強い。それを見て「だからしっかりしたグリップ力があるのか!」と直感的に理解できました。

こういった「雪柱」をつくり、非常に高い「雪柱せん断力」をもたらす「WINTER MAXX 02」。ミゾがしっかり深く太いのには、そんな理由があったんですね!

また、ブロックにはサイプと呼ばれる細い切り込みがあり、このサイプを増量したことにより氷に対するひっかき成分が増加し、氷上のグリップ力を高めているそうです。なるほどなるほど!

トレッドパターンの説明を聞いた。排水性の縦ミゾ、雪をつかむ横ミゾ、そして氷に効くサイプなど、それぞれに役割がある

  • 縦や横の太いミゾに加えて、細かなサイプがエッジ効果で氷上でのグリップを生む

  • WINTER MAXX 02は、従来品と比べてサイプの量を17%増量しているという

さらに、こういうミゾの深さ太さがありながら、タイヤ全体では高い剛性があります。だからドライ路面でもシッカリ感のある走りが可能なんですね。な〜るほど! ドライ路面もウェット路面もシャーベット路面も氷結路も雪道全般もと、オールマイティに強い理由がよくわかります。タイヤってよく観察すると非常に興味深いです♪

タイヤ表面や雪上に残されたグリップパターンをじっくり観察する機会は多くないと思いますが、チャンスがあればぜひ観察してみてください。「そうなんだ、なるほど!」と頷けると思います♪

さて、引き続き「WINTER MAXX 02」の性能を実走でチェックしていきます。次回の後編では、新雪や凍った橋の上、アイスバーン、そして恐怖の隠れアイスバーンまで! いろいろな冬の路面を走っていきますので、ぜひご期待ください!

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