編集後記

2017年5月19日

北村友里恵

 少し前の話になりますが、5月3日~4日に開催された「SUPER GT 第2戦 富士」へ行ってきました。あのお祭り騒ぎの雰囲気が好きで何度か足を運んでいるのですが、行く度に天候がわるくて凍えた記憶しかありません……。ただでさえ標高があって寒いのに、雨なぞ降った日には着込んだカッパの隙間から雨が入り込んで指先の感覚がだんだんと薄れていって……。

車中泊なら肉を焼かねば! と、自宅からカセットコンロとフライパンを持ち込んだ。屋外で食べるジンギスカンは格別な味

 と、それはさておき。何年か行きそびれてしまっていて久しぶりの参戦となった今年は幸いにして雨は降らない予報。せっかくなので人生初めての車中泊に挑んでみました!

 もちろん寝袋なんて持っていないので、家にある布団をかき集めてクルマに搭載。夜逃げか……?と思いつつ、GW真っ最中の高速道路の渋滞を避けて道志みちから富士スピードウェイ入りしました。予選を観戦して、晩ご飯とビールを楽しんで早々に就寝しましたが、意外とクルマのなかって快適に眠れるもので、ぐっすりと就寝。最高の朝を迎えました。

 いつか取材で行くこともあるのかと思うと、なんだか格別なGWの富士でした。

4日の朝はきれいな富士山が見えた。起きてすぐ目の前に富士山があるなんて、なんだか贅沢をしている気分
決勝後のコースウォークで見つけた鯉のぼり。高速道路の吹き流しといい、こういう季節感のある遊び心(?)はぐっとくるものがある

椿山和雄

(編集中)

佐久間 秀

 先週末に取材させていただいた「TOYO TIRES 第2回スペシャルステージ曽爾クラシック」。記事内でもちょっと触れましたが、初日は全国的に雨模様で、曽爾村も朝から雨が降ったり止んだり。SS(スペシャルステージ)として設定された高原一帯は霧に包まれ、ちょっとだけ「あなたの知らない世界」といった雰囲気。天気予報で翌日は晴れると目にしていましたが、日が暮れたあとの前夜祭になってもまれに雨がぱらつく状況に、少し不安を抱いたまま初日を終えました。

 まぁ、実際にはそんな心配はまったくの杞憂で、レース本番となった2日目はすがすがしい快晴。参加したみなさんも気持ちよさそうにSSを駆け抜けていました。そんなSS走行シーンや川畑選手による“公道ドリフト”の撮影で、佐久間はほぼ1日屋外で過ごしていたのですが、前日のどんより風景の反動でこちらまで気分が晴れわたり、草原の心地よい風を受けながらシャツの袖をまくって写真を撮りまくっているうちに、気がつけば両腕は日焼けで真っ赤! まだ5月と油断していましたが、思いのほかSSは標高も高い場所だったので“紫外線大盛り状態”だったのでした。夕方以降に出会う人からは笑われちゃったり気を遣われちゃったりだったので、ちょっと反省。完全に“泥縄”ですが、帰宅後に冷感仕様の長袖コンプレッションウェアを買い求めました。今後の屋外取材で効果のほどを試してみたいと思っております。

小林 隆

(編集中)

谷川 潔

(編集中)