【2013ジュネーブショー】
3シリーズの派生モデル「グランツーリスモ」が登場
居住性やラゲッジスペースの使い勝手が向上
(2013/3/11 16:47)
BMWは、セダン、ツーリングに続いて第3のバリエーションとなる「3シリーズグランツーリスモ」のワールドプレミアを行った。
3シリーズグランツーリスモは、全長がツーリングに対して200mm延長されていて、ホイールベースも110mm長くなっている。全高も81mm高く、全体的に拡大された印象を受けるが、フロントデザインやサイドラインなどはセダンやツーリングと同様となっていることから、3シリーズの派生モデルということがすぐに分かるはず。
全長やホイールベースが延長されたことにより、室内空間はツーリングと比べてもかなり拡大している。5人の乗員がゆったりと座れるように設計されていて、特にリアシートの足下は広くなっている。公表された数値によると、セダンやツーリングに対して70mmも拡大されているそうで、スペースとしては上級のラグジュアリーカーレベルと言う。ラゲッジスペースも使い勝手が向上していて、スペース容量は520Lとツーリングに対して25L拡大している。
エンジンのバリエーションは、ガソリンモデルが6気筒を搭載した335iと4気筒の328i、320i、ディーゼルモデルが320dと318d。トランスミッションは6速MTか8速ATとなっていて、すべてのモデルにアイドリングストップのオートスタートストップ機能が設けられている。
使い勝手のよさと手頃なサイズ感で人気を集めそうな3シリーズグランツーリスモは、欧州で7月より販売が始まる。