オート上海2013

BMW、スポーツ・アクティブ・クーペ「X4コンセプト」初公開

2014年に市販化

プレスカンファレンスでパフォーマーによりアンベールされた「X4コンセプト」
2013年4月20日~29日開催

中国 上海市

Shanghai New International Expo Center

 BMWが上海ショーで初公開したのは、アクティブなクーペフォルムを持つ「X4コンセプト」。

 BMWのXシリーズは1999年に発表したX5からスタート。SAV(スポーツ・アクティブ・ビークル)と呼ばれるXシリーズは、その後「X3」や「X1」などが追加され、世界中のマーケットで支持を受けている。Xシリーズの派生モデルとして、2008年にはSAC(スポーツ・アクティブ・クーペ)と名付けられた「X6」もラインアップに加わることになった。今回お披露目されたX4コンセプトは、X6と同じSACに分類されるモデルなので、サイズ的にもX6の弟分になる。

 ボディーサイズは4648×1915×1622mm(全長×全幅×全高)、ホイールベース2810mmで、全長と全幅、ホイールベースはX3とほぼ同様だが、全高は50mmほど下げられている。

 外観のデザインは、コンセプトモデルというよりもかなり市販車に近い印象を受ける。フロントグリルBMWの象徴となるキドニーグリルが設けられ、バンパーはスポーティなテイストを醸すダクトがセットされる。特徴的なのはフロントとリアのライトで、ともにフルLED化されている。

 X4はすでに2014年に市販化することを決定していると言う。

X4コンセプトのボディーサイズは4648×1915×1622mm(全長×全幅×全高)、ホイールベース2810mm。ホイールは21インチを装備

真鍋裕行

1980年生まれ。大学在学中から自動車雑誌の編集に携わり、その後チューニングやカスタマイズ誌の編集者になる。2008年にフリーランスのライター・エディターとして独立。現在は、編集者時代に培ったアフターマーケットの情報から各国のモーターショーで得た最新事情まで、幅広くリポートしている。また、雑誌、Webサイトのプロデュースにも力を入れていて、誌面を通してクルマの「走る」「触れる」「イジる」楽しさをユーザーの側面から分かりやすく提供中。AJAJ・日本自動車ジャーナリスト協会会員。