東京モーターショー2013

ルノー、クロスオーバーの「キャプチャー」をジャパンプレミア

2014年2月27日に日本国内発売

ジャパンプレミアしたルノー「キャプチャー」の前に立つ、ルノー・ジャポンの大極司社長(中央)、ルノーのアジア・パシフィックを担当するジル・ノルマン氏(左)、ルノーの乗務(SVP)でデザイン担当のローレンス・ヴァン・デン・アッカー氏(右)
東京ビッグサイト 東6ホール

会期:11月20日~12月1日(一般公開日:11月23日~12月1日、プレビューナイト:11月22日17時30分~)

 ルノー・ジャポンは東京モーターショー2013の会場にて、コンパクトクロスオーバーの「キャプチャー」をジャパンプレミア。2014年2月27日に日本国内で発売する予定と発表した。

 ルノーブースには中央にコンセプトカーの「デジール」を展示、デジールのフロントマスクなどのコンセプトがその後のルノー車に受け継がれていることをアピール、新デザインコンセプトに基づいた第1弾のルーテシア、今回ジャパンプレミアとなったキャプチャーを配置した。

 発表されたキャプチャーはサイズが4125×1780×1565mm(全長×全幅×全高)のコンパクトクロスオーパー。ルーテシアと同等のターボ付き1.2リッターというダウンサイジングエンジンを搭載、トランスミッションもルーテシア同様の6速EDC(エフィシエント デュアル クラッチ)を採用する。

 グレードは2タイプで259万8000円の「インテンス」と249万8000円の「ゼン」。会場に展示した車両は上級の「インテンス」に相当するクルマだとしている。現在のところ詳細仕様は検討中とのことで、実際に販売されるクルマとは異なる可能性がある。発売は2月27日の予定で、その前の1月31日に予約を開始するとともに詳細を発表する予定。

 プレスブリーフィングでは、ルノー・ジャポンの大極司社長がキャプチャーのコンセプトを説明、「恋に落ちた2人が新しい冒険の旅に出る」とした。ルノーの新デザインコンセプトでは、人生のさまざまな場面に合わせたコンセプトを掲げているが、これはルーテシアのコンセプトである「恋に堕ちる」の次に来るものだとした。

 次いでルノーのアジア・パシフィックを担当するジル・ノルマン氏がジャパンプレミアする「キャプチャー」のことをヨーロッパで反響を呼んでいるモデルと紹介してアンベールした。

 ルノーからはデザイン担当のローレンス・ヴァン・デン・アッカー氏も来日。キャプチャーのデザインはコンセプトカーと同じデザインチームが量産車に関わっていることを明らかににし、コンセプトカーの精神が量産車に体現できたと説明した。

ルノー・ジャポンの大極司社長
ルノーのアジア・パシフィックを担当するジル・ノルマン氏
ルノーの乗務(SVP)でデザイン担当のローレンス・ヴァン・デン・アッカー氏

ルノー・キャプチャー

 展示されルノー キャプチャーは2台。いずれも上位グレードの「インテンス」仕様。ただし、先行展示車のため、実際に販売される仕様は展示と異なる可能性がある。

ボディーカラーは、オランジュ ルシヨン M、ルーフとドアミラーのカラーはイヴォワール。グレードはインテンスで、下位グレードのゼンの場合はツートンカラーがなくなり、ホイールも小さくなる予定
ボディーカラーは、ブルー メディテラネ M、ルーフとドアミラーのカラーはイヴォワール
エンジンはターボ付きの1.2リッター

コンセプトカー 「デジール」

 2010年に発表したルノーのコンセプトカー。新しいデザインのルノー車のベースとなっている。

ルーテシア/ルーテシア ルノー・スポール

 2013年発売のルノールーテシア/ルーテシア ルノー・スポールも展示された。

正田拓也