ジュネーブショー 2017
【ジュネーブショー 2017】トヨタ、小型EVコンセプトモデル「TOYOTA i-TRIL」世界初公開&「ヤリス GRMN」展示
車体の傾きを自動制御する「アクティブリーン機構」採用
2017年3月7日 22:57
- 2017年3月7日〜19日(現地時間) 開催
トヨタ自動車は3月7日(現地時間)、小型EV(電気自動車)のコンセプトモデル「TOYOTA i-TRIL」を「第87回ジュネーブ国際モーターショー」(3月7日~19日開催)で世界初公開した。
TOYOTA i-TRILは「走る楽しさを追求する近未来の都市型モビリティ」をテーマに掲げ、新しい乗り味と使い勝手のよさによる楽しさを提供するとともに、都市生活者のニーズに応える小型EVコンセプトモデル。デザインは、フランス・ニースに拠点を置くToyota Europe Design Developmentが担当した。
ボディサイズは2830×1500×1460mm(全長×全幅×全高)、ホイールベースは2080mm。クルマの中心にドライバーを配置する「1+2レイアウト」により、3人乗車が可能なパッケージとした。パワートレーンは電動モーターを採用して、1回の充電で走行可能な距離は200km以上。
また、ドライバー自身が車両のバランスを保つ必要がなく、安定した走行を可能とする技術「アクティブリーン機構」を採用。左右前輪が上下して車体の傾きを最適かつ自動的に制御する。
同社によると、将来、欧州では小・中規模都市の発展が見込まれているとし、小さなコミュニティにおける30-50代の子育て世代のライフスタイルを想定して、便利で快適な新ジャンルの都市におけるモビリティの進化を具現化したとしている。