インドネシア国際モーターショー2015
三菱自動車、耐久性や走破性を高めた新型「トライトン」を初披露
2017年に新型ミニバンのインドネシア導入を予告
(2015/8/27 00:00)
- 2015年8月20日~30日(現地時間)開催
- インドネシア ジャカルタ近郊
三菱自動車工業は、インドネシアで開催の「2015年 GAIKINDO インドネシア国際オートショー(GIIAS)」で、ピックアップトラックの新型「トライトン」を初披露。SUVモデルを多数展示して“SUVの三菱”をアピールした。
新型「トライトン」について、現地で販売を担当するP.T.Krama Yudha Tiga Berlian MotorsのPresident Director 石巻尚氏は「当社で販売しているピックアップトラックの7~8割が炭鉱などのビジネス用途で使われており、新型トライトンでは先代モデルより耐久性や信頼性、走破性を強化して、ビジネス用途で使いやすいモデルとしました」と、新型モデルのポイントを説明した。
会場では、プラグインハイブリッドの「アウトランダーPHEV コンセプト-S」を展示して先進性をアピールしつつ、インドネシアに導入するSUVラインアップをそろえた。
今回の出展に関して、石巻氏は「三菱としては、新型トライトンの導入に続き、2016年はフルモデルチェンジしたパジェロスポーツをインドネシアに導入します。さらに、2017年には新しいMPVを導入します」と明かした。
2017年に導入予定の新型MPVは、2014年開催の「The 22nd Indonesia International Motor Show」で展示したコンセプトモデル「MITSUBISHI Concept AR」の市販モデルとなり、インドネシアで売れ筋となる3列シートミニバンの投入となる。
石巻氏は「2017年に導入するMPVは、三菱らしいスポーツのDNAやSUVテイストをふんだんに取り入れたものを開発中です。ピックアップトラックやSUVモデルのラインアップを強化することにより、“SUVの三菱”というブランドイメージ強化につなげていきたい」と、出展の狙いを話した。