日産、「NISSAN GT-R」の走行チャレンジをアラブ首長国連邦で実施
中東のラリードライバーの手で3分39.008秒を記録

アラブ首長国連邦アブダビ首長国の北部にあるジェベル・ハフィート山岳路を走るNISSAN GT-R

2009年3月3日発表




 日産自動車は3月3日、「NISSAN GT-R」による走行チャレンジをアラブ首長国連邦(UAE)のアブダビ首長国で実施し、公式タイムを記録したと発表した。

 この走行チャレンジは、中東のラリードライバーで、FIA世界モータースポーツ評議会の副会長でもあるモハメド・ビン・スライエム氏のドライブにより行われた。走行区間はアブダビ首長国北部のジェベル・ハフィート山岳路。22カ所のカーブを含む標高1219mの山頂に至る3車線(上り2車線、下り1車線)道路を7kmにわたって一時封鎖し3分39.008秒の公式タイムを記録した。

 なお、アブダビ首長国は近年の経済成長により高級車市場が拡大しており、2009年10月30日~11月1日には初めてF1グランプリが開催されるなど、モータースポーツに対する関心も高まるものと思われる。日産は、2月16日より中東地域でGT-Rを発売しており、今回のイベントはそうした背景をもとにしたプロモーションの一環として行われたものだろう。

GT-Rで公式タイムを記録したモハメド・ビン・スライエム氏

(編集部:編集部:谷川 潔)
2009年 3月 3日