中国電力、業務用車両として2020年度まで700台の電気自動車を導入
地球温暖化対策として、2009年度に三菱「i MiEV」を30台導入

i MiEV(中国電力仕様)

2009年3月12日発表



 中国電力は3月12日、地球温暖化対策として電気自動車を2020年度までに700台導入すると発表した。

 今回の計画は、同社が策定した「中国電力環境行動計画」に基づいた地球温暖化対策を推進するため、特殊車両を除く業務用車両を電気自動車とするもの。2009年度には、同年に市販化が予定されている三菱自動車工業の「i MiEV」を30台導入。普及促進も目的に、2012年度までに軽自動車を中心に200台の導入を目指し、市販車種の増加に応じて導入範囲も拡大するとしている。

 700台導入によって、保有する業務用車両の約4割を電気自動車が占めることとなり、CO2排出を年間約600t削減できると見込んでいる。なお、中国電力では2008年2月よりi MiEVを8台導入して実証走行試験を行っているが、同車は市販車導入に伴って三菱に返却する予定だとしている。

i MiEV(中国電力仕様)

(編集部:)
2009年 3月 13日