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ホンダ、「オデッセイ」など15車種。計78万4098台をリコール

2016年6月9日 発表

ホンダ、「オデッセイ」など15車種。計78万4098台をリコール

 本田技研工業は6月9日、エアバッグ装置に不具合があるとして「オデッセイ」など15車種、計78万4098台のリコールを国土交通省に届け出た。リコール対象車の製作期間は、2001年7月11日~2009年12月26日。

 不具合は、助手席側のエアバッグのインフレータ(膨張装置)において、環境温度および湿度変化の繰り返しによりガス発生剤が劣化することがある。そのため、エアバッグ展開時にインフレ-タ内圧が異常上昇して、インフレータ容器が破損するおそれがある。

 改善対策として、全車両、助手席側エアバッグのインフレータを年式の古いものから対策品と交換する。なお、部品が供給できない場合には、暫定措置として助手席側エアバッグの機能を停止するとともに、助手席サンバイザ部に当該エアバッグが作動しない旨の警告を表示する。