2016年上半期の車名別販売ランキング、14万2562台販売の「プリウス」が首位

2016年上半期首位の「プリウス」は6カ月で14万2562台を販売

　自販連（日本自動車販売協会連合会）と全軽自協（全国軽自動車協会連合会）は7月6日、2016年6月と、2016年1月～6月分を集計した乗用車車名別販売台数と軽四輪車通称名別新車販売速報をそれぞれ発表した。

「プリウス」「アクア」「シエンタ」が2016年の6月、上半期ともトップ3

　2016年6月の乗用車車名別販売台数は、3万台近くとなる2万8785台を販売した「プリウス」が首位を獲得。2位の「アクア」（1万5041台）、3位の「シエンタ」（1万954台）というトヨタ自動車の3モデルは、3カ月連続でトップ3となっており、この3モデルが1万台以上の販売。4位以下では5月に9位だった「カローラ」が6月は7489台を販売して「ヴォクシー」（7278台）、「ヴェゼル」（7184台）を上まわって7位にジャンプアップした以外に大きな変化はない。

4カ月連続でトップの「N-BOX」、2位の「タント」がしのぎを削る

4カ月連続トップの「N-BOX」

　2016年6月の軽自動車車名別販売台数は、4カ月連続でトップが「N-BOX」（1万5622台）、2位が「タント」（1万2340台）となった。4月以降はこの上位2モデルのみが1万台以上の販売となっている。3位には6月10日に一部改良を実施して内外装の質感を高めた「N-WGN」（8059台）が、5月の6位からジャンプアップ。「N-WGN」に上まわられた「アルト」は7821台で4位になったほか、5位から9位までは6000台クラスのなかで団子状態となっている。