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スバル、新型「インプレッサ」の歩行者保護エアバッグ搭載カットモデルを展示
スバル・グローバル・プラットフォーム初採用
2016年7月26日 15:52
- 2016年7月26日 発表
スバル(富士重工業)の新しいプラットフォームである「SUBARU GLOBAL PLATFORM(スバル・グローバル・プラットフォーム、SGP)」を採用した新型「インプレッサ」の国内仕様が7月26日に発表された。同日スバル本社においてプレビューイベントが開催され、イベント会場では歩行者保護エアバッグ搭載カットモデルが展示された。本記事では、そのカットモデル展示を紹介する。
衝突エネルギー吸収量を現行車比1.4倍に
この新型インプレッサが初採用となるスバル・グローバル・プラットフォームの目標は、危険回避性能向上と、衝突エネルギー吸収量現行車比1.4倍という衝突安全性能の向上にある。また、この新プラットフォームだからこそ、歩行者保護エアバッグを搭載する空間を確保することができているのも特徴だ。
スバルスタッフによると衝突エネルギー吸収量の向上は、インプレッサのシャシーにおいて前後方向に走る床下フレームを強化したことにあるという。1つはホットプレス材の採用で、これによりフレーム剛性を強化。前後方向のフレーム構造を増やしているほか、後部まで環状につないでいる。もちろん、これまでの構造も全面的に整理され、その部分も衝突エネルギー吸収量増加につながっている。
ここでは、別記事でお届けしたプレゼンテーション終了後撮影したシャシー構造と、直噴エンジンまわりの写真を掲載しておく。