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【鈴鹿8耐】ホンダ「CBR250RR」を日本初展示。「ばくおん!!」ステッカーがもらえるコーナーも
2016年7月30日 16:36
「2016 FIM世界耐久選手権シリーズ第3戦“コカ・コーラ ゼロ”鈴鹿8時間耐久ロードレース 第39回大会」(以下、鈴鹿8耐)が7月28日、鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)で開幕した。最終予選となるトップ10トライアルが終了し、日程は残すところ最終日31日の決勝レースのみ。ここではその最終日まで楽しめるコース外の各社ブースの内容をお届けする。
片側2本出しの新型250ccスポーツ「CBR250RR」を披露しているホンダブース
ホンダのブースでは、7月25日にインドネシアにあるホンダの合弁会社から発表されたものの、日本では発売のアナウンスがない新型250ccスポーツバイク「CBR250RR」を間近で観察できる状態で展示し、人気を集めている。
新開発の水冷DOHC 2気筒エンジン、電気的にアクセルと燃料噴射装置を接続したスロットル・バイ・ワイヤ、状況に応じて選択できる3つのエンジンモードを備え、エッジの立ったシャープな外装と、片側2本出しのサイレンサーが特徴。日本での発売も計画されているそうだが、それ以上の情報は「今はまだ言えない」とのこと。
2016年型YZR-M1乗車体験、“伝統”のカスタムモデルを展示するヤマハブース
ヤマハのブースでは、MotoGPライダーのバレンティーノ・ロッシ選手が駆る2016年型のYZR-M1に、実際にまたがって写真が撮れるフォトブースが設けられているほか、同社の最新2輪モデルもまたがれる状態で展示している。
また、ブランドコンセプト「Authentic Sports」の外装パーツなどを装着したXR900、YZF-R25、MT-09の3台も並べられている。2016年の東京モーターサイクルショーで評判が高かったこともあり、この外装パーツをセットで販売する計画が具体的に進行中とのことで、価格は8~15万円ほどになるという。
“最速”を目指すH2R、歴代活躍車両が勢揃いのカワサキブース
カワサキのブースは、レースマシンや同社のフラグシップモデルを軸に展開。スーパーチャージャー搭載のH2Rは、スタンダードモデルに加え、直線での最高速の伸びに絞ってライトカスタムされたモデルが複数展示。また、最終日の11時からは、この8月に米・ボンネビルで行われる「Bonneville Speed Week」仕様の、最高速チャレンジに挑戦するカスタムモデルも展示される。
さらに、過去のレースで活躍した歴代のNinjaシリーズが多数並べられ、2015年の世界スーパーバイク選手権でジョナサン・レイ選手が走らせたチャンピオンマシンなど、日本初公開となるマシンもいくつか目にすることができる。
「ばくおん!!」コラボ企画で、オリジナルステッカーがもらえるブリヂストンブース
ブリヂストンブースは、バイクに乗る女子高生をテーマにしたコミック・アニメ作品「ばくおん!!」とコラボレーション。ブース内の受付で手渡されるカードに自分なりの“安全運転宣言メッセージ”を書き込み、それをブース前に設けられた半透明の掲示板の所定の箇所に貼ると、作者書き下ろしのオリジナルステッカーをもらえるというもの。
このカードは裏面が同作品の書き下ろし巨大オリジナルイラストの一部となっており、150枚分が貼られることで1枚のイラストとして完成する。半透明の掲示板に貼ることで、一方からは参加者らが書き綴った思い思いの安全運転宣言メッセージを眺めることができ、もう一方の側からオリジナルイラストの姿を見ることができる仕組み。
150枚(先着150名)分しかカードは用意していないとのことだが、オリジナルステッカーはそれ以上に用意しているとのことなので、気になる人は受付で確認してみると良いだろう。