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メルセデス・ベンツ、「Cクラス クーペ」に「メルセデスAMG C 43 4MATIC クーペ」追加
セダンとワゴンの「メルセデスAMG C 43 4MATIC」は一部改良で9速ATを採用
2016年8月19日 20:42
- 2016年8月19日 受注開始(9月発売予定)
- 880万円~952万円
メルセデス・ベンツ日本は8月19日、「Cクラス クーペ」にメルセデスAMGモデル「メルセデスAMG C 43 4MATIC クーペ」を追加。同時にCクラスのセダンとステーションワゴンのメルセデスAMG C 43 4MATICに対して一部改良を実施して、それぞれの受注を開始した。価格は880万円~952万円。発売は9月を予定している。
モデル | エンジン | 変速機 | 駆動方式 | ステアリング位置 | 価格 |
---|---|---|---|---|---|
メルセデスAMG C 43 4MATIC | V型6気筒DOHC 3.0リッター直噴ツインターボ | 9速AT | 4WD | 左/右 | 8,800,000円 |
メルセデスAMG C 43 4MATIC ステーションワゴン | 左/右 | 9,520,000円 | |||
メルセデスAMG C 43 4MATIC クーペ | 右 | 9,050,000円 |
Cクラス クーペとしては初のメルセデスAMG C 43 4MATICとなるこのモデルでは、メルセデスAMGが専用開発した最高出力270kW(367PS)/5500-6000rpm、最大トルク520Nm(53.0kgm)/2000-4200rpmを発生するV型6気筒DOHC 3.0リッター直噴ツインターボエンジンを搭載。電子制御9速AT「9G-TRONIC」が組み合わされ、4WDシステムの「4MATIC」は前後トルク配分を従来からの33:67から31:69とリアタイヤ寄りの配分に変更してパフォーマンス志向のセッティングとしている。
また、既存モデルの「メルセデスAMG C 63」でも採用されている「AMGパラメーターステアリング」「AMG RIDE CONTROLスポーツサスペンション」を採用。AMGパラメーターステアリングは電動パワーステアリングのステアリングギヤレシオをC 63とほぼ同等の14.2:1に設定し、4つのモード選択で走行性能を変化させる「AMGダイナミックセレクト」とも連動。車速や選択したモードに合わせてパワーアシスト量の変化させる。
AMG RIDE CONTROLスポーツサスペンションはAMGダイナミックセレクトのモード選択、または専用ボタンを押すことで電子制御ダンピングシステムの減衰特性を切り替え。スポーツ走行時の俊敏さと快適なロングドライブを使い分けできる。このほかに足まわりでは、フロント側に360mmのドリルドベンチレーテッドディスク、リア側に320mmのベンチレーテッドディスクを使う高性能ブレーキシステムを採用。高い動力性能に対応する強大な制動力と耐フェード性、ペダル操作に対する優れた応答性が与えられている。
セダンとステーションワゴンのメルセデスAMG C 43 4MATICでもクーペと同じパワートレーンにスイッチして、トランスミッションは従来の7速から9速に変更。4MATICもリアタイヤ寄りとなる31:69の前後トルク配分になり、0-100km/h加速で0.1秒のタイム短縮を実現した。このほか、これまで左ハンドル仕様のみだったラインアップに右ハンドル仕様を追加して左右どちらでも選べるようになっている。