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メルセデス・ベンツ、アルミニウムハイブリッドボディーの新型「Cクラス」
7年ぶりにフルモデルチェンジ。「アジリティ&インテリジェンス」がコンセプト
(2014/7/11 12:48)
メルセデス・ベンツ日本は7月11日、ミドルクラスセダンの新型「Cクラス」を発売した。全車右ハンドル仕様で価格は419万円~644万円。
モデル | エンジン | ステアリング位置 | 価格 |
---|---|---|---|
C 180 | 直列4気筒DOHC 1.6リッター直噴ターボ | 右 | 4,190,000円 |
C 180 アバンギャルド | 4,670,000円 | ||
C 200 アバンギャルド | 直列4気筒DOHC 2.0リッター直噴ターボ | 5,240,000円 | |
C 250 スポーツ | 6,440,000円 |
「アジリティ&インテリジェンス」をコンセプトに開発された新型Cクラスでは、アルミニウムを約50%ボディーシェルに使い、高張力鋼板などと組み合わせる革新的な軽量高剛性アルミニウムハイブリッドボディーを採用。ホワイトボディー状態で先代モデルと比較した場合、約70kgの軽量化を実現している。
この軽量高剛性ボディーに加え、車両全体で徹底した空力最適化を進め、Cd値0.24を達成。これにより、JC08モード燃費でC 180 アバンギャルド同士を先代と新型で比較して、動力性能を犠牲にすることなく燃費を最大30%以上向上させた17.3km/Lとしたほか、重心高の低下によるスポーティで俊敏なハンドリング、NVH(騒音、振動、ハーシュネス)特性の最適化などを実現している。
また、足まわりではフロントに新開発の4リンク式サスペンション、リアに伝統ある5リンク式のマルチリンクサスペンションを採用。前輪でキャンバー角の自由なセッティングによる俊敏な走り、後輪でしっかりとした直進安定性を実現する。このほか、C 180、C 180 アバンギャルド、C 200アバンギャルドには減衰力を調整できるセレクティブダンピングシステム「AGILITY CONTROL(アジリティコントロール)サスペンション」、C 250 スポーツとC 200 アバンギャルドの「AMGライン」装着車にはCクラス初となるエアサスペンション「AIRMATIC(エアマティック)サスペンション」を組み合わせ、 C180 アバンギャルドの「AMGライン」装着車にはスプリングとダンパーをハードセッティングする「スポーツサスペンション」を装着している。
先進安全装備では、安全性と快適性を高次元で融合させる「インテリジェントドライブ」を採用。クルマの周囲を360°カバーするセンサーシステムを使い、「ディストロニック・プラス」「BASプラス」「PRE-SAFEブレーキ」など同社のSクラスなどにも使われている先進安全機能を多数組み合わせて搭載している。
【お詫びと訂正】記事初出時、価格表内のエンジン排気量で一部間違いがありました。お詫びして訂正させていただきます。