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メルセデス・ベンツ、左ハンドルの特別仕様車「C 200 スポーツエディション」

計700台を限定販売。通常は選べない左ハンドルと多彩なオプションを標準設定

2015年7月下旬発売

606万円~680万円

 メルセデス・ベンツ日本は、ミドルクラスセダン「Cクラス」の特別仕様車「C 200 スポーツエディション」を発表した。価格は606万円~680万円。7月下旬に台数限定での発売を予定しており、ベース仕様の「ポーラーホワイト」が167台、同「オブシディアンブラック」が168台、本革仕様の「ポーラーホワイト」が183台、同「オブシディアンブラック」が182台で、合計700台を用意する。

モデルエンジン変速機ステアリング位置価格
C 200 スポーツエディション直列4気筒DOHC 2.0リッター直噴ターボ7速AT6,060,000円
C 200 スポーツエディション(本革使用)6,800,000円
ボディーカラーは「オブシディアンブラック」(左)と「ポーラーホワイト」(右)の2色を設定。計700台を限定販売する

 現在、Cクラス各モデルでは右ハンドル仕様車のみを標準ラインアップとしているが、この特別仕様車ではユーザーからの要望に応えるため左ハンドル仕様を採用。これに加え、内外装の雰囲気や走行性能をスポーティに仕上げる「AMGライン」、使い勝手や居住性を高める「ベーシックパッケージ」といったオプション装備を全車に標準装備している。

 外観ではフロントスポイラーとサイド&リアスカートをセットにした「AMGスタイリングパッケージ」や、18インチAMG 5スポークアルミホイールを装着。さらにエアサスペンションによって快適性と俊敏性を高いレベルで両立させる「AIRMATICアジリティパッケージ」、前輪のブレーキにドリルドベンチレーテッドディスクを採用して走行性能を引き上げている。

 インテリアでは、AMGスポーツステアリング、レザーARTICOダッシュボード、ステンレスアクセル&ブレーキペダル(ラバースタッド付)を全車に装備するほか、ベース仕様のフロントシートに「レザーARTICO AMGスポーツシート」、本革仕様のフロントシートに「AMGスポーツシート(本革)」を設定する。

 装備では「シートヒーター(前席)」「アクティブパーキングアシスト(縦列・並列駐車)」「パークトロニック」を標準装備し、本革仕様では助手席シートに「メモリー付パワーシート」「電動ランバーサポート」を持ち、「ヘッドアップディスプレイ」「自動開閉トランクリッド」のほか、特別装備として「パノラミックスライディングルーフ」(挟み込み防止機能付)を追加している。

日本仕様の現行モデルのCクラスではこの特別仕様車のみとなる左ハンドル仕様。「AMGライン」のセットオプションとなるAMGスポーツステアリングやレザーARTICOダッシュボードなどによって車内の上質感も高められている
本革仕様のフロントシートは「AMGスポーツシート(本革)」となる
本革仕様では通常は21万円高のオプション装備である「パノラミックスライディングルーフ」(挟み込み防止機能付)を標準装着する

(編集部:佐久間 秀)