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独ダイムラー、新型「C 63 AMG」をパリショーでワールドプレミア

セダン、ステーションワゴンともにハイパフォーマンス版「C 63 AMG S」を設定

新型「C 63 AMG」(セダン)
2014年9月24日(現地時間)発表

新型「C 63 AMG」(ステーションワゴン)

 独ダイムラーは9月24日(現地時間)、10月2日~19日(2日~3日:プレスデー、4日~19日:一般公開日)に開催されるパリモーターショーで、新型「Cクラス」ベースのAMGモデル「C 63 AMG」をワールドプレミアすると発表した。

 セダン、ステーションワゴンの写真が同時公開された新型「C 63 AMG」は、従来のV型8気筒DOHC 6.3リッター自然吸気エンジンからV型8気筒4.0リッターツインターボエンジンにスイッチ。ともにハイパフォーマンス版「C 63 AMG S」を設定し、C 63 AMGは最高出力350kW(476HP)/5500-6250rpm、最大トルク650Nm/1750-4500rpmを、C 63 AMG Sは最高出力375kW(510HP)/5500-6250rpm、最大トルク700Nm/1750-4500rpmを発生。

 その一方で、従来の6.3リッターエンジンに比べ燃費を約32%改善したとし、ヨーロッパ走行サイクルのNEDC表記で8.2リッター/100kmを実現。加えて新エンジンでは「官能的なサウンド」を奏でると、ダウンサイジングエンジンの音についても言及。走行モードとして「コンフォート」「スポーツ+」「レース」が用意され、「コンフォート」を選択すると静粛で快適に走行できる一方で、「スポーツ+」「レース」では“刺激的”なサウンドになるという。

 エクステリアでは、専用デザインの前後バンパーやリアディフューザーなどのほか、AMGモデルならではの4本出しエキゾーストシステムを装着。また、「C 63 AMG」はフロント8.5×18(245/40 R18)、リア9.5×18(265/40 R18)サイズの10スポークデザインアルミホイールを、「C 63 AMG S」はフロント8.5×19(245/35 R19)、リア9.5×19(265/35 R19)サイズの5ツインスポークデザインアルミホイールをそれぞれ装着している。

(編集部:小林 隆)