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ルノー・日産アライアンスとマイクロソフト、次世代コネクテッドサービスを共同開発

コネクティビティ機能でドライビングエクスペリエンスを向上

2016年9月26日(現地時間) 発表

テレマティクスに「Microsoft Azure」採用した「リーフ」

 ルノー・日産アライアンスとマイクロソフト コーポレーションは9月26日(現地時間)、次世代技術の開発に関して提携すると発表し、複数年契約を締結した。両社はマイクロソフトのクラウドプラットフォーム「Microsoft Azure」と連動した車両向け次世代コネクテッドサービスを共同で開発する。

 両社が次世代技術として開発する新サービスは「最先端のナビゲーションシステム」「予防メンテナンス」「車両向けのサービス」「遠隔からの車両状況の把握」「外部へのモバイル接続」「無線通信によるプログラム更新」など、利用者のドライビングエクスペリエンスを向上させる技術という。

 ルノー・日産アライアンスのコネクテッド・カーおよびモビリティサービス担当のアライアンスSVPであるオギ・レドジク氏は「日産は、マイクロソフトとの提携により、お客さまが想像もしなかった全く新しいサービスを実現する重要な技術の開発が可能となります。私たちは、単一のグローバルプラットフォームで、あらゆるお客さま向けのコネクテッド・モビリティのプロバイダーになることを目指しています」とコメント。

 一方、マイクロソフトのグローバルセールス マーケティング&オペレーション担当エグゼクティブ バイスプレジデント兼プレジデントのジャン・フィリップ・クルトワ氏は「コネクテッド・カーがもたらすドライビングエクスペリエンスは始まったばかりであり、今後自動車業界に劇的な変化をもたらす大きな可能性を秘めています。私たちは共に、ルノー・日産アライアンスのモバイルおよびクラウド戦略を加速し、お客さまに新しいドライビングエクスペリエンスを提供していきます。ルノー・日産アライアンスは、グローバルにおける高いプレゼンスと幅広い商品ラインアップを有する最高のパートナーです。彼らと組むことで、全く新しいモバイルおよびデジタルエクスペリエンスをより多くの人々に提供することが可能になります。この協業は、コネクテッド・カーに新たな基準を確立するでしょう」とコメントしている。