仏シトロエン、2016年パリモーターショーで新型「C3」「CXPERIENCE CONCEPT」初公開

新型「C3」

　仏シトロエンは、9月29日～10月16日（現地時間）にフランス・パリで開催される「2016年パリモーターショー」で、新型5ドアコンパクトハッチバック「C3」、プラグインハイブリッドのコンセプトモデル「CXPERIENCE CONCEPT」を初公開する。

　フルモデルチェンジを実施する新型C3は内外装のデザインを大幅に変更。「アップデートされたシトロエンの象徴的な例」として会場でお披露目される。

新型C3のボディサイズは3990×1750×1470mm（全長×全幅×全高）、ホイールベースは2540mm

新型C3の走行イメージ

インテリアでは赤い差し色を使ってアグレッシブな空間を演出している

　全長4850mmの2ボックスサルーンとなるCXPERIENCE CONCEPTは、ガソリンエンジンとモーターを備えるプラグインハイブリッドのコンセプトカー。電気のみで60kmの走行が可能になり、パワートレーンのトータル出力は300HPとしている。

コンセプトモデル「CXPERIENCE CONCEPT」

ボディサイズは4850×2000×1370mm（全長×全幅×全高）、ホイールベースは3000mm

鮮やかなイエローのシートを備える車内には、インパネ中央に大型ディスプレイを設置

　このほかにシトロエンブースでは、フロントマスクのデザイン変更などを行なった新型「C4 ピカソ」、3月に開催された「第86回ジュネーブモーターショー2016」で世界初公開した「スペースツアラー」や4人乗りEVコンバーチブルの「Eメアリ」などの車両を展示。「シトロエンの新しいフェーズの幕開け」をアピールする。

新型の「C4 ピカソ」ではフロントグリルの拡大などを実施

新型C4 ピカソ

新型グランド C4 ピカソ

バンモデルの「スペースツアラー」

ショートホイールベースで全長が4600mmの「XS」、ホイールベースを伸ばして全長が4950mmになる「M」、さらにリアオーバーハングも延長して全長が5300mmとなる「XL」の3種類のボディタイプを用意

スペースツアラーのインテリア

「Eメアリ」

1960年代に活躍したオープンデッキスタイルのオフロードカー「メアリ」をEVとして復活させた4人乗りコンバーチブルであるEメアリ