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テスラの新車載コンピュータにNVIDIAの「DRIVE PX2」採用

テスラによる完全な自動運転機能の実現へ

2016年10月20日(現地時間) 発表

DRIVE PX 2

 半導体メーカーのNVIDIAは10月20日(現地時間)、テスラモーターズが今後生産する全モデルに搭載する車載コンピュータに「DRIVE PX 2」が採用されると発表した。

 テスラでは、今後生産する「モデル S」「モデル X」や発売予定の「モデル 3」に、新しい車載コンピュータや8台のサラウンドカメラ、12個の超音波センサー、フロントにフォワード フェーシング レーダーを採用して、完全な自動運転機能の提供を計画している。

 テスラが採用した車載コンピュータは、既存システムの40倍を超える処理能力を持ち、テスラが開発した視覚、ソナー、レーダー・プロセッシング用のニューラルネットを実行する。

 車載コンピュータに採用されたDRIVE PX 2では、AIコンピューティングシステムやディープラーニングを活用して、自動車の周囲の状況を知覚して理解するとしている。

テスラは今後生産する全モデルに、8台のサラウンドカメラ、12個の超音波センサー、フロントにフォワード フェーシング レーダーを採用する