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アルパイン、脳波分析を活用して眠気覚醒や疲労感を癒やすアロマを開発

ベンチャー企業の「リトルソフトウェア」との協業で実現

2016年11月8日 発表

 アルパインは11月8日、リトルソフトウェアと脳波分析を活用したインフォテイメントの開発における協業で基本合意。協業成果物として脳波分析に基づき、眠気覚醒や疲労感を癒すといった効果を持つ「香り(アロマ)」を業界として初めて開発したと発表した。

 今後、ドライバーの安全や安心に繋がるこの香り(アロマ)を、アルパインの販売網を活用して販売する予定としている。

 リトルソフトウェアは「人の感性を取得して利用することにより、より新しく、楽しく、便利な製品やサービスの実現」を目的に、生体センサーを活用したアプリケーションやシステム開発を行なっているベンチャー企業。2020年の東京オリンピック・パラリンピック競技大会を視野に入れ、脳波に裏付けられた「心地よい香りある街づくり」をテーマに、東京都主催の「政策課題取組みプロジェクト」に参画。アルパインもこの実現に向けた共同研究を行なっているという。

 アルパインでは脳波分析を活用する製品開発を、安心・安全なクルマ社会を促進するうえで非常に重要な要素と位置付け、今回のアロマ開発後も乗り物といった移動体における脳波分析を活用する製品開発をリトルソフトウェアと継続する予定としている。