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マツダ、2017年2月発売の新型「CX-5」に新ボディカラー「ソウルレッドクリスタルメタリック」設定

従来から彩度を約2割、深みを約5割増しに

2016年11月16日 発表

2017年2月より日本で発売予定の新型CX-5

 マツダは11月16日、デザインテーマ「魂動(こどう)-Soul of Motion」を象徴する新しいボディカラー「ソウルレッドクリスタルメタリック」を新開発。2017年2月より日本で発売予定の新型「CX-5」に初採用すると発表した。

 新色のソウルレッドクリスタルメタリックは、従来の「ソウルレッドプレミアムメタリック」より、彩度を約2割、深みを約5割増しとしたことで、より瑞々しく艶やかな透明感を実現したという。

 塗膜層は「クリア層」「透過層」「反射層」の3層構成で、「ソウルレッドプレミアムメタリック」「マシーングレープレミアムメタリック」で採用しているマツダ独自の塗装技術「匠塗 TAKUMINURI」を進化させた。

 透過層には新開発の高彩度な赤色の顔料を用いることで、赤色をよりピュアに発色させた。また、反射層には極薄の高輝度「アルミフレーク」に加えて、光を吸収してシェードの濃さを強める「光吸収フレーク」を採用することで、従来は2層必要だった深みの表現を1層で実現している。

 アルミフレークは、サイズを均一化するとともに塗装の精度向上と乾燥工程で塗膜の体積を収縮させる手法により、アルミフレークと光吸収フレークのボディ面への均等かつ平滑な分布を実現。より緻密に光の反射をコントロールさせることにより、ハイライトの鮮やかさとシェードの深みを大幅に向上させたとしている。

 なお、ソウルレッドクリスタルメタリックは、CX-5以降、新型車種や既存車種にも順次展開していく予定。

ソウルレッドクリスタルメタリック塗膜構成