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トヨタ、24年ぶりに「コースター」をフルモデルチェンジ。2017年1月23日発売
高剛性ボディの導入やクラス初採用のVSCを全車標準装備
2016年12月22日 15:16
- 2017年1月23日 発売
- バス:594万~887万2200円
- ビッグバン:619万3800円~677万1600円
トヨタ自動車は、「コースター」を24年ぶりにフルモデルチェンジして2017年1月23日に発売する。価格はバスが594万~887万2200円、ビッグバンが619万3800円~677万1600円。
ボディタイプ | 定員(人) | エンジン | 駆動方式 | 変速機 | 価格 |
---|---|---|---|---|---|
LX標準 | 25 | 直列4気筒 4.0リッター直噴ディーゼル(N04C-VJ) | 2WD(FR) | 5速MT | 5,940,000円 |
6速AT | 6,247,800円 | ||||
LXロング | 24 | 5速MT | 6,922,800円 | ||
6速AT | 7,230,600円 | ||||
29 | 5速MT | 6,674,400円 | |||
6速AT | 6,982,200円 | ||||
GX標準 | 25 | 5速MT | 6,501,600円 | ||
6速AT | 6,809,400円 | ||||
GXロング | 24 | 5速MT | 7,063,200円 | ||
6速AT | 7,371,000円 | ||||
29 | 5速MT | 6,814,800円 | |||
6速AT | 7,122,600円 | ||||
直列4気筒 4.0リッター直噴ディーゼル(N04C-VK) | 7,813,800円 | ||||
EXロング | 24 | 8,872,200円 | |||
29 | 直列4気筒 4.0リッター直噴ディーゼル(N04C-VJ) | 5速MT | 8,159,400円 | ||
直列4気筒 4.0リッター直噴ディーゼル(N04C-VK) | 6速AT | 8,623,800円 | |||
幼児専用車標準 | 大人3+幼児39 | 直列4気筒 4.0リッター直噴ディーゼル(N04C-VJ) | 5速MT | 5,810,400円 | |
6速AT | 6,118,200円 | ||||
幼児専用車ロング | 大人3+幼児49 | 5速MT | 6,426,000円 | ||
6速AT | 6,733,800円 | ||||
ビッグバン標準 | 9+1,250kg | 6,193,800円 | |||
ビッグバンロング | 6,771,600円 | ||||
新型コースターのラインアップは、バスが「LX」「GX」「EX」「幼児専用車」の4モデル、定員9名のビッグバンが1モデル。ボディタイプはそれぞれ標準とロングを用意する。
今回のフルモデルチェンジではボディを一新。ルーフ、側面、フロアの骨格を繋ぎ一体化した環状骨格を採用するとともに、高張力剛板の採用なども行ない、バスにおけるボディ強度の世界的な安全評価基準である「ECE基準R-66(ロールオーバー性能)」に適合した高剛性ボディを導入した。
また、日本でクラス初採用となるVSCを全車標準装備して、コーナリング時の横滑りなどを抑制し、車両走行時の安定性を確保。運転席と助手席にSRSエアバッグを標準装備し、万が一の際、瞬時にシートベルトを巻き取り早期に乗員を拘束するプリテンショナー機構や、胸部に加わる力を低減するフォースリミッター機構を採用した。
エクステリアデザインはルーフサイドに面取りを効かせ、シンプルでありながら目を引くモダンなデザインとした。スクエアなボディシルエットで室内の広さを表現。サイドを上下分割したキャラクターラインとタイヤまわりを強調したアンダーボディで、キャビンをしっかり支える頑丈なボディを表現した。
運転席エリアは、フロントガラスの開口部を広げ視界を拡大したほか、機能スイッチや運転席まわりの物入れを最適配置することで、視線の動きを最小限にし、ドライバーが運転に集中しやすいコックピットを実現。
客室エリアでは、室内高を60mm高くし、窓側は肘が置ける程度(約40mm)外側へ拡大。また、サイドウィンドウの上下高を50mm広げるなど、開放感と快適な乗員スペースを提供する。そのほか、ドアステップの奥行きを65mm拡大して乗降性を向上。ルームラックは室内天井面とラックとの高さを60mm拡大して収納性を向上するとともに、140mm外側へ配置移動したことで、乗客の着座性を改善した。
走行性能では、環状骨格化によるボディ剛性の向上、エンジンカバーの構造変更、ボディシール構造の強化、防音材を最適配置するなど、静粛性を改善。足まわりには、スタビライザーをフロントとリアに装備するとともに、ショックアブソーバーの減衰力を最適化。ボディ剛性の向上とあわせてフラットな乗り心地を実現させたとしている。
ボディカラーは、「ベージュメタリック」「ホワイト」「シルバーメタリック」「イエロー」「ホワイト/ラベンダー」「ホワイト/ベージュ」の全6色を設定する。