メルセデス・ベンツ、日本限定4台で4420万円の特別仕様車「マイバッハ S 650 カブリオレ」

特別仕様車「メルセデス・マイバッハ S 650 カブリオレ」

フロントフェンダーの「マイバッハ・マヌファクトゥーア」エンブレム

　メルセデス・ベンツ日本は1月16日、ソフトトップを採用するメルセデス・マイバッハの特別仕様車「メルセデス・マイバッハ S 650 カブリオレ」の受注を開始した。同モデルは世界300台限定で、日本市場には4台が導入される。受注は1月31日まで行なわれ、価格は4420万円。購入者への納車開始は2017年の第4四半期以降を予定している。

　この特別仕様車ではメルセデスAMGが生産を担当し、最高出力463kW（630PS）、最大トルク1000Nmを発生するV型12気筒6.0リッターツインターボエンジンを搭載。3層構造となるソフトトップはクローズ状態ではクーペのような高い静粛性を室内に提供し、カブリオレモデルならではの高級感を外観に与えてくれる。ソフトトップの開閉は走行中でも50km/h以下であれば操作可能で、センターコンソールのスイッチを使って約20秒で開閉を完了。また、車外からキーを使って開閉することもできるようになっている。ソフトトップは格納時にトランク内に自動的に展開するラゲッジカバーに収納され、ラゲッジ内の荷物にソフトトップの汚れが移ることを防ぐようになっている。

専用品となる20インチの鍛造アルミホイールを装着

オープン時にソフトトップがラゲッジカバーに収納され、荷物に汚れが移らない工夫が施されている

　このほかに特別仕様車の専用アイテムとして、インテリアカラーとコーディネートされたトラベルバッグ2個とライフスタイルバッグ2個をセットにした「トラベルラゲッジセット」、「マイバッハエンブレム付のキーホルダー」に加え、ソフトトップと同色のボディカバーが付属する。

　4台用意される特別仕様車のうち、1台は本記事内でも掲載されている広報写真と同様のカラーリングとなり、外装色「ジルコンレッド」、内装色「ポーセレン/サドルブラウン」、インテリアトリム「designo マグノリアナットブラウン」、ソフトトップ「ベージュ」という組み合わせとなり、ほか3台については、外装16色、内装10色、インテリアトリム4種、ソフトトップ5色から購入者の希望に合わせ、3000以上となる組み合わせから選択できるオーダーメイドとなる。

内外装やソフトトップの色などを3000以上の組み合わせから選べる

Mの文字を組み合わせたマイバッハのエンブレムを使い、内装とコーディネートしたキーホルダーが付属。センターコンソールには300台限定のうちの1台であることを示す「1of300」の文字がクロームメッキで設定