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プジョー、1-2-3フィニッシュでダカールラリー 2017の表彰台独占

ステファン・ペテランセル選手が総合優勝。セバスチャン・ロ-ブ選手が総合2位

2017年1月16日 発表

ポディウムでスタッフそろって勝利を祝うプジョーチーム
総合優勝したステファン・ペテランセル選手/ジャン・ポール・コトレ選手組の「プジョー 3008DKR」

 プジョー・シトロエン・ジャポンは、1月2日~14日(現地時間)にパラグアイ~アルゼンチン間で実施された「2017年 ダカールラリー」でステファン・ペテランセル選手/ジャン・ポール・コトレ選手組の「プジョー 3008DKR」が総合優勝を果たし、2位にセバスチャン・ロ-ブ選手/ダニエル・エレナ選手組、3位にシリル・デプレ選手/デビッド・キャステラ選手組が入ったことで表彰台を独占する結果になったと発表した。

 この勝利により、ペテランセル選手は2輪の6勝、4輪の7勝で通算勝利数を13に増やし、コ・ドライバーのコトレ選手はペテランセル選手とのチームで組んで7回目の優勝。プジョーの総合優勝は2年連続、6回目となっている。また、3位のデプレ選手/キャステラ選手組は4輪での初表彰台となっている。

総合優勝を喜ぶジャン・ポール・コトレ選手(左)、ブルーノ・ファマン氏(中央)、ステファン・ペテランセル選手(右)
5分13秒差の僅差で2位となったダニエル・エレナ選手(左)とセバスチャン・ロ-ブ選手(右)

 この結果を受け、プジョー・スポール・ディレクターのブルーノ・ファマン氏は「3台がポディウムに上がったことは素晴らしい結果であり、プジョーと、プジョー・スポールのスタッフ全員が誇りに思っていい結果だと思います。メカニックやクルーだけでなく、ファクトリーのスタッフに至るまでチーム全員がいい働きをし、一丸となって取り組んだことで、それが素晴らしいリザルトにつながりました」と評価。

 また、総合優勝を飾ったペテランセル選手は「チームメイトの強豪3人だけでなく、ほかのチームのドライバーとも厳しい戦いになりましたが、最後までフェアな戦いでした。なかでも僅差だったセバスチャン(ローブ)との争いは、高い緊張感のなかで楽しくドライビングができたと思います。彼は非常に速く、また上位を争う経験が豊富なので、ひと筋縄ではいきませんでした。プジョーにとっては最高の結果ですし、このような素晴らしいマシンに恵まれて、本当にうれしく思います」とコメントしている。