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トヨタ、制御プログラムの不具合でFCV「ミライ」計1455台をリコール

燃料電池システムが停止して走行不能となるおそれ

2017年2月15日 発表

「ミライ」計1455台をリコール

 トヨタ自動車は2月15日、燃料電池システムの制御プログラムに不具合があるとしてFCV(燃料電池車)「ミライ」計1455台のリコールを国土交通省に届け出た。リコール対象車両の製作期間は2014年11月11日~2016年12月16日。

 対象車両の不具合は、燃料電池システムのFC昇圧コンバータの昇圧制御が不適切なため、長い下り坂を走行中にFC昇圧コンバータの出力電圧が最大制御電圧を超えることがある。そのため、警告灯が点灯するとともに燃料電池システムが停止して走行不能となるおそれがある。

 改善対策として、全車両の制御プログラムを修正する。不具合件数は0件、事故は発生していない。