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ホンダ、初代のカラーリングイメージを採用する「モンキー・50周年アニバーサリー」

チェック柄シートや50周年記念エンブレムなど採用

2017年2月28日 発売

35万2080円

「モンキー」の発売50周年を記念した「モンキー・50周年アニバーサリー」

 本田技研工業は2月28日、原付50ccのレジャーモデル「モンキー」の発売50周年を記念した「モンキー・50周年アニバーサリー」を発売。チェック柄シートなど、1967年に発売された初代モデル「モンキーZ50M」のカラーリングイメージを踏襲した。価格は35万2080円。

 モンキー・50周年アニバーサリーは、モンキーZ50Mのカラーリングイメージを踏襲。燃料タンク側面やサイドカバーを「パールサンビームホワイト」に、フロントやリアのフェンダーは「シャスタホワイト」とした。

 フレームやフロントフォーク、スイングアームのほか、ヘッドライトケースや燃料タンク上面のストライプを「マグナレッド」とするとともに、シートには初代モデルを模したチェック柄シートを採用。

 また、発売50周年を記念して、燃料タンクの側面に復刻デザインのウイングマークバッジ、上面には記念ステッカーを配した。さらに、サイドカバーに50周年記念エンブレム、シート後部に50周年記念ロゴ、メインキーに50周年記念マークを施した。

多摩テックなどの遊園地で用いられた初代「モンキー Z100」(1961年)
主に海外へ向けて販売された「モンキー CZ100」(1964年)
初の国内市販モデル「モンキー Z50M」(1967年)

 モンキーは、1961年に東京都日野市にオープンした遊園地「多摩テック」の乗り物として製作された「モンキーZ100」に端を発したモデル。同モデルは子供たちに「操る楽しさ」を提供することで好評を博し、やがて海外の各種ショーで展示されるなど、世界各地で注目を集めた。その後1967年に、初代モデルとして公道走行可能なモンキーZ50Mが国内発売された。