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【鈴鹿ファン感】ホンダは、新型「シビック TYPE R」を中京地区初公開
3月5日(日)まで開催。無料で、ホンダ「NSX」、F1、WECマシンのコクピット体験も
2017年3月5日 00:00
- 2017年3月4日~5日 開催
- Webからのプリントアウトなどで入場無料
鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)で3月4日~5日の2日間開催されている「2017 モータースポーツファン感謝デー」。Webからのプリントアウトなどで入場無料(無料入場券)となることもあってか、多くの人が訪れている。
コース上のイベントについては後ほどお届けするが、本記事ではグランドスタンド裏、GPスクエアでの展示などを紹介していく。
中京地区初展示の新型「シビック TYPE R」やコクピット乗り込み体験
GPスクエアで目を引くのは本田技研工業のブース。ここには2016年のパリモーターショーで世界初公開され、2017年1月の東京オートサロンで日本初公開となった新型「シビック TYPE R」を展示。この新型「シビック TYPE R」は、東京オートサロンのほか大阪オートメッセで展示されているが、中京地区の展示は初めて。多くの人が細部を見入っていた。
また、ホンダブースでは、新型「NSX」のコクピット乗り込み体験も実施。午後に訪れた際は長い列ができていたため、早めに訪れるのがよいだろう。このコクピット乗り込み体験については、マクラーレン・ホンダについても実施。こちらも人気となっていた。
そのほか、3月5日の岡山国際サーキットで開幕する「N-ONE OWNER'S CUP」車両、Moto GPマシンのハングオン写真撮影コーナーなど、レーシングにこだわった展示を行なっている。ホンダスタッフによると、これは意識して行なっていることで、昨年までは通常のファミリーカーなども展示していたが、今年はイベントの特性を考え、スポーツカーやレーシングモデルを取りそろえたとのこと。ホンダのレーシング魂を感じられる展示となっていた。
トヨタ自動車も、TOYOTA GAZOO Racingでの展示となっており、こちらではル・マンなどがシリーズに含まれるWEC(世界耐久選手権)2016年シーズン参戦マシンのTS050 HYBRID 6号車を展示。こちらもコクピット乗り込み体験ができるが、午後には体験枠がなくなっていた。こちらも体験したい方は、朝一番に訪れてみてほしい。そのほか、WRC(世界ラリー選手権)に参戦していた、カローラWRCも展示されている。
タイヤメーカーであるブリヂストンは、レーシングタイヤ、スポーツタイヤの展示のほか、タイヤウォーマー体験を実施。90℃に設定されたタイヤウォーマーで熱せられたタイヤと、外気温のタイヤとの違いを触って知ることができる。実際にタイヤを触り比べてみたが、タイヤウォーマーで温められたタイヤには爪を立てて簡単に跡が残るなど(横の女性に「ゴムに爪を立ててください」と言われる)、その効果を知ることができる。
ところでモータースポーツファン感謝デーでは、入場料も無料だがパドックへ行くのも無料となっている。GPスクエアからパドック方面に抜けるには、パドックトンネルを利用するのだが、その横で展示されているのが歴代F1マシン「Honda RA108」「マクラーレン・ホンダ MP4-30」「マクラーレン・ホンダ MP4・5」など。時間帯によって異なるものの、このF1マシン群でもコクピット体験ができる。今年からの趣向として、一部のマシンは大人でも体験可能となっている。
レース開催時はパドックパスが必要となるパドックへ無料で行けるのもモータースポーツファン感謝デーのよいところ。パドックでは作業風景を見ることができたり、レストランがあったり、運がよければ憧れのドライバーに会うことができるかもしれない。
そのほかスーパーフォーミュラにADVANレーシングタイヤを供給する横浜ゴムのトラックなどを見ることもできる。横浜ゴムは2017年が100周年となっており、このトラックには100周年ロゴが貼ってある。2017年だけのスペシャル版なので見かけたら記念に写真を撮っておこう。