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【鈴鹿ファン感】BSフジがスーパーフォーミュラ決勝を全戦生中継

無料で視聴可能。第1戦の鈴鹿は4月23日13時35分放映開始

2017年3月4日 発表

記者会見を行なう株式会社日本レースプロモーション代表取締役社長 倉下明氏(左)、株式会社ビーエスフジ 編成局 編成部 大森慎司氏(右)

 日本最高峰のレース「全日本スーパーフォーミュラ選手権」を運営するJRP(日本レースプロモーション)は3月3日、「モータースポーツファン感謝デー」開催中の鈴鹿サーキットにおいて、2017年シーズンのスーパーフォーミュラについての発表会を開催した。

2017年全日本スーパーフォーミュラ選手権 確定スケジュール

第1戦:4月22日~23日 鈴鹿サーキット
第2戦:5月27日~28日 岡山国際サーキット
第3戦:7日 8日~ 9日 富士スピードウェイ
第4戦:8月19日~20日 ツインリンクもてぎ
第5戦:9月 9日~10日 オートポリス
第6戦:9月23日~24日 スポーツランドSUGO
第7戦:10月21日~22日 鈴鹿サーキット

 年間の開催カレンダーは、すでに発表されているとおりで、第7戦は「第16回JAF鈴鹿グランプリ」として開催される。

 2017年のシーズンの大きなトピックとしては、BSフジによる全7戦の日曜日決勝レース生中継があり、発表会にはJRP 代表取締役社長 倉下明氏のほか、BSフジ 編成局 編成部 大森慎司氏も出席した。

 このBSフジの生中継音声には、サーキットで流れている音声をそのまま使用。ピエール北川氏による実況と、SUPER GTでも活躍しスーパーフォーミュラの前身となるフォーミュラ・ニッポンで4度のチャンピオンを獲得した本山哲選手の解説音声がながれるわけだ。倉下社長は、「サーキットからの臨場感を大切にしたい」といい、「とにかく普段どおりの、基本は場内放送としてやってくださいと伝えている」と語る。

サーキット場内実況とともに、BSフジでの実況も担当するピエール北川氏(右)、本山哲選手(左)

 現地でレースを見ている観客向けのサーキット実況と、テレビを自宅などで見ている視聴者向けの実況は異なる部分もあるとは思われるが、ピエール北川氏の実況や、本山選手の解説には定評があり、BSフジの番組を見れば一流の実況スタッフによる実況が生で聞けることになる。

 また、ピットリポーターにはフォーミュラ・ニッポンで2年連続チャンピオンを獲得しており、SUPER GT最強ドライバーの一角を占める松田次生選手に加え、東美樹さんを起用。スーパーフォーミュラとSUPER GTのスケジュールはずれているとはいえ、豪華メンバーでの布陣となる。

 生中継番組となるとCMがどのように入ってくるかが気になるところだが、倉下氏は4本のCMを予定しているとしつつも、そのCMはトヨタ自動車、本田技研工業などスーパーフォーミュラ参戦メーカーでもあるため、レース中に入ることが視聴者にとってよくないのではいかと説明。BSフジの大森氏も、基本的にはレースが動かないところ(レース前とか、赤旗中断中であるとか)でCMを放映することになろだろうと語った(予定では、レース前に2本、レース後に2本)。