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東洋ゴム、「トーヨータイヤ」「ニットータイヤ」の出荷価格を5月1日から値上げ

夏用、冬用タイヤを5.5%~10.0%値上げ

2017年5月1日 価格改定

3月14日に発売されたトーヨータイヤのSUV用タイヤ「OPEN COUNTRY A/T plus」

 東洋ゴム工業は、「トーヨータイヤ」「ニットータイヤ」の両ブランドから販売している国内市販用タイヤの出荷価格を5月1日に改定。夏用、冬用タイヤを5.5%~10.0%値上げする。

 この理由について東洋ゴムでは、自動車用タイヤの主な原材料となる天然ゴムが2016年から価格の高騰を続けており、さらに合成ゴムの原料に用いられている石油化学系原材料も価格が高値で推移。これまで生産性の向上などによってコスト抑制を続けてきたが、企業努力のみで上昇分を吸収することが困難になったことから値上げを決定したとしている。

トーヨータイヤ値上げ率(平均)

建設車両用タイヤ 10.0%
産業車両用タイヤ、トラック・バス用タイヤ 8.0%
小型トラック用タイヤ 6.0%
乗用車用タイヤ、バン用タイヤ 5.5%
チューブ、フラップ、その他 8.0%

ニットータイヤ値上げ率

最大10.0%

2月10日に発売されたニットータイヤのウルトラハイパフォーマンスタイヤ「NT555 G2」